( ´ ▽ ` )ノ( ´ ▽ ` )ノ( ´ ▽ ` )ノのお話
氷の伯爵様に告白するつもりが、何故か氷の公爵様に告白した事にされちゃいました。
マリーナ・ホルディス伯爵令嬢は、大きなリボンを手に緊張していた。
王宮で行われるバレンタインの夜会。
このカルトス王国でのバレンタインの夜会は特別イベントなのだ。
婚約者のいない独身の貴族の男女が集い、女性から意中の男性へ大きなたすき掛け出来るリボンをプレゼントするのである。ただ、男性の方がその気が無かった場合は、断る事も出来るのだ。受け取った場合は、「私の方も貴方に興味がありますよ。」と言う事で、両想いと言う事になる。そこから恋人になって、婚約してと言う流れで結婚したカップルも多いのだ。
ただし、ある程度、家柄は重要で、下位貴族の女性が上位貴族の男性にリボンを渡す事は、身の程知らずだと後ろ指をさされる事も多く、怒り狂った上位貴族の男性がリボンを踏みつける事件とかあったりして、そういう事はタブーとされていた。
マリーナが緊張しているのは、まさに、リボンを手渡したい相手がいて、彼が受け取ってくれるか…ドキドキしていたのである。
金色の髪はピンクの花をつけて、頭の上で結って貰った。少しは大人っぽく見えるかしら。
白のふわりとしたドレスはお気に入りだ。
彼の為に半年かけて編んだ今日の為のリボン。
美しい金の糸を使い、たすき掛け出来るようにし、大きな花をかたどったリボンが一つ肩口についている、
ちょっと彼には合わないかしら。
彼はとても地味な人だから。
でも、私の想いを…このリボンに賭ける情熱を知って貰いたかったの…
マリーナは王宮の広間に入る。
沢山の独身男女達が集まっているのだが、自然と人気のある男性の元へ女性達が集まるのは仕方がない事。
マリーナはチラリと沢山の女性達が群がっている男性を見やった。
銀のウエーブのかかった髪にエメラルドの瞳。
黒の貴族服を着こなしたあの男性は、今年のバレンタインのメインになるであろう。
ジークファウゼン・アレクシス公爵である。
若いながらも爵位を継いで、忙しくて恋愛どころではないこの男性は、そろそろ結婚相手を探していると言う事であった。
あまりにも美しいので氷の公爵と呼ばれている。
その美しさは氷のように、研ぎ澄まされた美しさだからだ。
令嬢達がキャァキャァ言いながら、ジークファウゼンにリボンを差し出している。
下位貴族が高位貴族にリボンをあげるなんてタブーでもっての他なのだが、
伯爵令嬢よりも上の女性達が、もう、玉の輿を狙っているのか、群がっていた。
「わたくしのリボンを受け取って欲しいわ、ジークファウゼン様。」
「いえいえ、わたくしのリボンこそ受け取って頂きたいの。わたくし、エレーナ・カーディストス。カーディストス公爵家の娘ですの。」
氷の公爵様ねぇ…私には関係ないわー。
私が用事があるのは、ああ、あの人…
3人の伯爵令嬢達に囲まれて、黒髪で背の低い地味な男性の方へ眼をやる。
氷の伯爵様 アレク・ミード伯爵だ。
彼が何故、氷の伯爵と呼ばれているのか、彼は氷を扱った商売をしているからである。
山のふもとの洞窟に保管しておいた、氷を王都まで運んできて、かき氷にして売ったりしているのだ。他にも涼を求める人達にも氷の塊を売ったりして商売している。
やり手なのだ。
「同じ氷と呼ばれるなら、私は、お金になる氷を取るわー。」
マリーナはリボンを握り締める。
顔だけ氷なんてお金にはならないではないのか?いや、綺麗な顔にお金を出す女性もいるだろうが、自分はお金なんて出したくない。その点、氷の伯爵様は立派だ。氷を商売にして、お金を儲けている。ぜひとも、その彼との思いを叶えて商売を手伝いたい。
彼の顔が地味なのも好みと言えた。美男を好きになってなんの得がある。
他の女性達の嫉妬の的になるだけだ。美男ならモテるから、結婚後も浮気の心配がある。
特に氷の公爵様は愛人を持つかもしれない。
その点、地味な彼なら女性にモテないだろう。
「彼に群がっているあの3人は何なの?私が彼にアタックするのよ。」
マリーナはドレスを翻し、氷の伯爵へ近づこうとした。
その時、後ろから声をかけられたのだ。
「君。そのリボンを見せてくれないか?」
マリーナが振り返ると、あの氷の公爵、ジークファウゼンが立っていた。
「いえ、このリボンは差し上げる方が…」
「なんて、見事な編み込み方だ。」
「はい?」
ジークファウゼンはマリーナが手に持っている告白のリボンをマジマジと見つめ、
「こんな手の込んだ編み込み方は見た事がない。君の名前は?」
マリーナは驚いた。何故、この顔だけ氷の公爵が、リボンに興味があるのか?
自分が用があるのは、お金になる氷の伯爵の方だ。顔だけ氷の公爵になんて興味はない。
「あの、私…」
「このリボンを私にいただけないだろうか。」
「はい???」
「是非とも私に…」
他の令嬢達がきゃぁーーーと声を上げる。
「ジークファウゼン様がっ。」
「あの女の告白を受けると宣言なさったわ。」
「わたくしの方が余程、あの女よりイイ女なのに、悔しいわ。」
ジークファウゼンにマリーナはリボンを奪い取られてしまった。
自ら金色で大きな花を肩口にあしらったリボンをたすき掛けにする。
「私の為にあつらえたような、なんて美しいリボンだ。有難う。」
スっとジークファウゼンは跪いてマリーナは手の甲にキスをされた。
えええええ???どうしてこうなった?
私は氷の伯爵様に告白をっーー。
ふと視線を向けてみれば、氷の伯爵はリボンをたすき掛けにし、令嬢の一人と会場の外へ消えて行った。
ああ、お金の伯爵様がーーーー。
そういえば、アレクシス公爵家って…凄い名門…
お金はあるでしょうけれども、そんな堅苦しい所でやってなんていけないわー。
「あの…私、伯爵家の娘ですのよ。マリーナ・ホルディスと申します。」
「そうか。ホルディス伯爵家へは私から話を持って行こう。君と早く結婚出来るように。」
「はい???け、結婚ですか?」
周りの令嬢達が更に黄色い悲鳴を上げる。
「あの子と結婚っ???ジークファウゼン様がっ???」
「そんな…あんな伯爵令嬢と?」
「嘘でしょーー。」
マリーナはあまりの事に王宮の会場から逃げ出した。
何でこんな事になったの?お金の伯爵様に告白するはずが、どうして?
その日はそのまま逃げるように、馬車も呼ばずに、ドレスをたくし上げ、道を走って屋敷へ戻ったのであった。
王宮から家が近くて良かったわ。それにしてもどうしてこんな事になったのかしら…
きっと夢ね…夢を見たのよね…
翌日の昼まで寝ていたら、メイドが起こしに来て、
「ジークファウゼン・アレクシス公爵様がお見えになっております。旦那様と奥様が客間で応対を。」
「え???ジークファウゼン様がっ?」
あまりにも早い。冗談では無かったのか?
慌ててドレスに着替えて、客間へ行けば、顔だけ氷の公爵がにこやかに、マリーナの方を見つめて、
「昨日は先に帰ってしまうものだから、君のリボン、凄く手の込んだ素晴らしいリボンだ。
そのようなリボンを貰えて私は幸せものだな。」
父であるホルディス伯爵がハハハハと笑って、
「お前の告白相手が、アレクシス公爵様だとは思わなかったぞ。本来なら無礼に当たる告白なのだろうが、有難い事に公爵様はお前と婚約したいと。そして出来るだけ早く結婚したいとおっしゃっている。」
母であるホルディス伯爵夫人も、
「玉の輿よ。玉の輿。何て有難い。良かったわね。マリーナ。」
頭が真っ白になった。
何故にこのような事になった?
ジークファウゼンはにこやかに、マリーナに向かって、
「うちの両親もこの結婚には大賛成でね。是非とも我が公爵家に顔を見せに来て欲しい。
歓迎するよ。」
「は、はい…」
ホルディス公爵は、
「今からお連れしても構いませんぞ。」
ジークファウゼンは、
「それではお言葉に甘えて。今から我が家へ行こう。」
「ええええっ?今から??アレクシス公爵家へ?」
拉致されるように、お姫様抱っこされて、馬車に押し込まれるマリーナ。
頭がついていかない。
何故、この顔だけ氷の公爵様は急ぐんだろう。
馬車はものすごいスピードでアレクシス公爵家に向かって走る。
何?何故、急ぐ必要があるの???
ジークファウゼンにしがみつき、馬車の揺れに耐えるマリーナ。
あっという間にアレクシス公爵家に着いて、
マリーナはあまりの馬車の速さに目が回ってしまった。
「ああ、よく来てくれたね。」
現れたのは中年の男性と女性だった。
「私は、ジークファウゼンの父で、スティール・アレクシスだ。」
「わたくしは、母のアイリーナですわ。」
そして、アイリーナが近づいて来て、マリーナの手を取り、
「わたくしのコレクションを見て欲しいの。そうしたら何故、息子が貴方を望んだのかが解るわ。」
導かれるままに、屋敷の中へ入り案内された広い一室には見事に編み込まれた数々のリボンが飾られていた。
たすき掛けに作られたバレンタイン告白用のリボン。
それが120本程、飾られていて。
ただ編み込まれているだけではない。模様もついていた。
花の模様、動物の模様。城の模様。
なんて綺麗で素晴らしいリボンなのだろう。
マリーナは見惚れた。
アイリーナはマリーナの肩に手を置いて、
「貴方なら、わたくしのリボン以上のリボンを作れる。そう、息子は確信したの。だから、貴方を結婚相手に選んだのよ。」
「え?リボンを作れることがそれ程、重要なのですか?」
「これは、伝えていかなければならない物なのよ。親から子へ。子から孫へ。男性ではない、女性が伝えていかなければならない技術なの。わたくしも義母に教わって、凄く苦労したわ。カルトス王国のバレンタイン告白用のリボン。貴方ならわたくし以上のリボンを作る事が出来る。ぜひとも我が家へ嫁いできて頂戴。」
納得した。
自分のリボンの編み込みの技術を見て、ジークファウゼンが強引に結婚へと話を進めてきたのだ。
まぁ、いいかな…
氷の伯爵様には振られてしまったし、顔だけ氷の公爵様で我慢しておこうかしら。
それに…私ももっとリボンを編みたい。腕を高めたいわ。
「そういう事でしたら、解りました。私で役に立てるなら、この腕、使って下さい。立派に技術を継いでいえ、それ以上の物にして、娘が生まれたらその子に伝えます。娘が生まれなかったら息子の嫁に伝えます。」
アイリーナが優しく抱きしめてくれた。
「有難う。あああ、嬉しいわーー。」
スティールも自分の顎髭を撫でながら、
「良かった良かった。良い嫁が来てくれそうで。」
ジークファウゼンも、
「これで、肩の荷が下りた。群がってくる令嬢達は皆、不器用でね。」
マリーナはふと思った。
結婚するという事は、顔だけ氷の公爵様と夫婦にならねばならないと言う事で…
どうしましょ。どうしましょ…
ジークファウゼンが跪いてマリーナの手の甲にキスを落として、
「マリーナ。よろしく頼む。愛しい人よ。」
真っ赤になる。
いやもうどーなるのかしら…
成り行きで結婚する事になってしまった。
マリーナは眩暈を感じ、クラクラとするのであった。
翌日からマリーナは公爵家に通う事になった。
アイリーナから告白用のリボンの編み方を習う為だ。
半年かけて氷の伯爵様のリボンを編み込んできたマリーナ。
リボンを編むのは楽しかった。
だから、苦にはならなかった。技術を高めたい。素晴らしいリボンを作りたい。
ジークファウゼンは仕事の合間に、良く二人の元へ顔を出した。
「綺麗なリボンだな。薔薇の模様が入っている。」
褒められると嬉しくなる。
「模様を入れるのが楽しくて楽しくて。」
アイリーナが嬉しそうに、
「教え甲斐があって、とても楽しいわ。ジークファウゼン。早く結婚なさい。
マリーナに早く嫁いできて欲しいわ。」
「アイリーナ様。私もアイリーナ様とこうして編み物をしている時間が楽しいです、」
幸せだった。
ジークファウゼンは不機嫌そうな顔をして、
「私はやっと結婚相手を見つけたのだ。少しは私にも興味を持ってくれないと困るな。」
「今まで、見つけられなかったのですか?私以上にリボンを編める令嬢がいたのでは?」
「気に入らなかった。編み方が…色が…君が作ったリボンを見た途端、結婚相手は君しかいないと私は思った。これは運命だと。だから、逃がさないように急いで手を打った。」
「ああ、それで、色々と急いだのですね。」
アイリーナが立ち上がって、
「今日は編み物はここまで、たまには二人で外を散歩してきたら如何?」
ジークファウゼンは頷いて、
「では、マリーナ。一緒に外を歩こう。私達は夫婦になるのだから、愛を深める事も大事だ。」
愛を深めるーーー???
何だか凄く恥ずかしいんですけど。
ジークファウゼンと共に庭に出る。
秋の木の葉が舞い散ってとても綺麗だった。
「手を繋がないか?」
「え…ええ。」
手を繋ぐ。その温もりが暖かくて。
ふと、尋ねられた。
「本当はあのリボン、誰に渡すつもりだったんだ?」
「え?」
「私に渡すつもりではなかったのだろう?」
思い出した…氷の伯爵様に渡すのだった。氷の伯爵様の事業を手伝って、彼の生き方を尊敬していたから。氷の伯爵様、どうしているのかしら…あの令嬢と上手くいったのかな。
「妬けるな。」
「あの、私なんて、普通の顔ですし、公爵様が惹かれる要因なんて一つもありませんよ。」
「母と上手くやってくれる妻が一番だからな…それを言うと母離れ出来ないと言われそうだが、結婚とはそう言うものだ。そして…何よりも、君の編み物にかける情熱に私は…」
「私は貴方の事が、好きかどうか解らないです。勿論、結婚はします。でも…貴方の仕事の事も解らないし、尊敬するに値する人かも解らないし…私がリボンを渡そうとしていた方は生き方が尊敬出来ました。彼の力になりたいとだから、私、リボンを渡そうとしたの…渡せなかったけれども…ずっと彼の事を思って編んでいたの。あれ、何だか涙が出てきちゃった。」
「すまない。私が強引に…私はマリーナの事を幸せにしたいと思っているよ。」
「有難うございます。公爵様の事、もっと教えてくれませんか?私は貴方の事を知りたい。」
「そうだな…私の事を教えようか。だから、マリーナの事も沢山教えてくれ。」
二人で手を繋いで、庭を歩いて、沢山話しをした。
ジークファウゼンも事業をやっていて、王都で服を扱う店を経営しているとの事だった。
「今度、君の為にドレスを作ろう。春色の美しい桃色のドレスを…」
「有難うございますっ。」
顔だけ氷の公爵様…美しさは研ぎ澄まされた氷のような美しいお顔立ちだけど、その笑った顔はとても優しくて、マリーナは思わず見惚れたのであった。
ジークファウゼンと共に王宮の夜会へ出席した。
バレンタインの夜会で結ばれたカップルがお披露目をするバレンタインお披露目夜会だからだ。
キラキラ光る桃色のドレスを着て金の髪を背に流し、マリーナはジークファウゼンにエスコートされて会場に入る。
カップルが成立しなかった男女も出席が認められていたものだから、令嬢達が大勢詰めかけて来て、
「なんでマリーナなんですかっ?」
「ジークファウゼン様、わたくしの方が美しいですわ。」
「いえ、わたくしの方が。」
皆、口々にわめきたてる。
ジークファウゼンが皆に向かって、
「私がマリーナに惚れたからだ。だから、マリーナ・ホルディス伯爵令嬢の告白を受け入れた。皆、祝ってくれ。」
そこへ、現れたのが、アレク・ミード伯爵だ。
彼は皆に向かって、
「マリーナ・ホルディス伯爵令嬢が心根の美しい令嬢だから、アレクシス公爵様がお選びになったのだ。皆、拍手で祝おうではないか。」
そして、彼は両手を広げて、彼の手からは白い粉が舞い上がって、
ジークファウゼンとマリーナの周りにその雪の粉はキラキラと舞って、まるで二人を祝っているかのように、あまりの美しさに皆、見惚れた。
「有難うございます。ミード伯爵様。」
マリーナは礼を言う。ジークファウゼンも、
「見事な物だな。アレク。」
「アレクシス公爵様が結婚なさるんだ。お祝いをしないとね。勿論、きちっとした祝いは結婚式の時に。」
ああ、やはり、氷の伯爵様は素晴らしいわ。
でも、私は…
ジークファウゼンの手をそっと握り締める。
マリーナは渡したい物があった。
「ちょっと涼みにお庭へ行きません?」
「ああ、行こうか。」
二人で庭に出ると、バックの中から箱を取り出して、
「ジークファウゼン様の為に作ったチョコレートです。」
「チョコレート?」
「他の国ではバレンタインはチョコレートを贈って告白するそうですよ。告白用のリボンは来年、お渡しします。改めて、良いものを作りますわ。」
「有難う。食べていいかな。」
「ええ。是非。」
アイリーナに教わって、チョコレートを一生懸命作ったのだ。
ジークファウゼンは箱を開けて、
「小さくて可愛いハート型のチョコが沢山入っている。ん?ひよこの形をしているチョコが…」
「ピヨピヨ精霊のチョコですのよ。このチョコは当たりなのです。」
「食べさせてくれるかな?」
「ええ。」
ジークファウゼンの口にピヨピヨのチョコを運んであげた。
嬉しそうに食べてから、にっこり笑って、
「口元にチョコが着いてしまった。舌で舐めて取ってくれると嬉しい。」
「まぁ。」
なんて甘い事を言うのだろう。顔だけ氷の公爵様。実は甘々公爵様だったのね。
舌でぺろりと舐めてチョコを取ってあげて。
何だかとっても幸せで。
それからすぐにジークファウゼンとマリーナは結婚した。
結婚式は沢山の客が教会に押し寄せて、氷の伯爵様は、今度は氷で無くて、沢山の花びらを降らせて派手にお祝いをしてくれた。
やはり…とてもいい人だわーー。
氷の伯爵様は何故か結婚しなかった。
詳しい理由を耳にしたが、聞かなかった事にした。
告白をしないでよかったと、マリーナは思ったのであった。
マリーナはアレクシス公爵家の伝統の告白のリボンを見事進化させて、国宝に指定される程の物を作り上げた。
ジークファウゼンは結婚後、浮気をする事も愛人を作る事もなく、二人は甘々な夫婦生活を送り、子にも恵まれ幸せに暮らしたと言う。




