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囚人から始まる裏ギルド生活  作者: ネムレス
二章ーガタル皇国編
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奴隷解放

奴隷解放しました


日が落ちた頃奴隷商館に近づく二つの影があった。ツカサとアリエルである。二人とも装備はしっかりと裏ギルドのものを身に着けている。


「憲兵の巡回が多いですね。」

「そうね。見たところ塀には魔法罠が仕掛けてあるみたいだし近づいたら碌なことにならなそうね。」


ツカサとアリエルがどう侵入したものか悩んでいるとツカサが何かを思いついたようでアリエルに何かを伝える。アリエルが一瞬ためらうも最後は了承したように頷くと2人は早速行動を開始する。ツカサが跳躍したかと思うとアリエルが魔法を発動させる。


「ウィンドストーム!」


この風魔法…本来は風の力で敵を吹き飛ばすものだが今回は塀を乗り越えるのに役立った。ツカサは無事に風の力で塀を超えて侵入に成功する。そしてアリエルは地面に向かって同じ魔法を放つことでその反動で飛び上がり塀を乗り越える。


「うまくいきましたね。」

「そうね。ここからが本番よ。」

「そうですね。いきましょう。」


そこから屋敷内に侵入してミハイルから貰った見取り図を元に進んでいく。屋敷内には傭兵らしき者達がいた。二人は気付かれないように奴隷たちが囚われているであろう場所に進んでいく。


「ここね。」

「そうみたいですね。」


2人は地下へと続く階段を発見する。その階段の下に行ってすぐのところに気配が一つあった。ツカサは音を立てないように階段を進み気配を消してその者に近づいていく。


「なんだ!?テメ…」


ザシュ。


傭兵Aの首から刃が生える。ツカサに気付き剣に手をかけようとするがダガーの刃はもう既に喉元に達していた。


「見事ね。」

「ありがとうございます。」


《隠密がLV。MAXになりました。派生スキル影動を獲得しました。

 影動:影の部分を移動できる。》


(このスキルは強いのかな?ん?もしかして…)


「とりあえず解放しましょうか。」


アリエルの声で我に返ったスキル内容の確認をしたツカサは傭兵の躯から鍵を取り出すとすぐに牢の鍵を開けていく。奴隷たちは怯えた表情をするがアリエルがエルフたちにエルフ語で喋っているのを見てそこにいた亜人たちは安堵の表情を浮かべるのであった。


「アリエルさん。僕は逃走ルートを確保してきますね。」

「一人で大丈夫?」

「はい。多分余裕だと思います。」

「なら私はこの子たちを守るから頼んだわ。」


ツカサはアリエルに奴隷たちを任せて自分は傭兵狩りを開始する。


「影動。」


廊下は蝋台が等間隔に設置されているが夜なのもあり大部分に影が出来ている。ツカサは早速入手したスキルを使い移動していく。


(すごい…神様にでもなった気分だ…)


進んでいると壁に椅子に座っている傭兵がいた。ツカサはその付近の影に移動して影からダガーを持った手を出して喉元を貫く。


(おぉー。これはもしかしてタイガが言っていたぶっ壊れスキルというものなのでは?)


そうこの影動というスキル影があればどこにでも移動し放題なのである。隠密をLV.MAXまで極めるものあどいないと思っていた運営の慢心ともいえるものから生まれたスキルである。


そして次々とツカサは傭兵たちを倒していく。


ー♦♦♦ー


用心棒ヴェルゼ


「今日も楽な仕事だったな。もうちょっとここで用心棒やるのもありかもしれねぇ。」


ヴェルゼは酒を飲みながらこれからのことに思いを馳せる。そんなとき部屋に何者かが入ってきた気配を感じる辺りを見回すも気配が感じられない。気のせいかと思って飲み直そうと思った瞬間視界が変わる。宙に浮くような感じで視界が動いていき最後には自分の胴体を視認する。


(あれ‥‥何で俺の胴体が…)


そう考えたところでヴェルゼの意識は途絶えた。


ー♦♦♦ー


(これで全部かな。)


ツカサは気配が辺りにないのを確認すると一番奥の部屋へと向かう。


「どうもこんばんは。」


ツカサがベッドの上で寝ている人物に声をかける。その者はツカサの姿を確認すると怯えた表情を浮かべる。


「ヒィィィィ!?貴様は何者だ?」

「裏ギルドの者です。お名前を伺っても?」

「裏ギルドだと!?待て!金なら払う!だから許してくれ!」

「お金の問題じゃないんです。お名前は何でしょう?」

「グスタフだ…」

「さようなら。」


ツカサはグスタフだと分かるとダガーを振り下ろすのであった。


そしてアリエルがいる地下牢の場所まで行き全てが終わったことを伝える。


「お疲れ様。行きましょうか。」


そして奴隷たちと共に屋敷を出ると案の定憲兵に見つかり事情聴取を受けることになったのであった。








突然ですが少し別の内容のものを思いついてしまったので当分はそっちを書くことになると思います。脳死作品を書きたくなった次第です。それではまたお会いしましょう。

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