王女の行方と別れ
そろそろ王位争いに幕を下ろそうと思います。
とりあえず玉座の間を制圧したツカサ達はこれからどうするかを考える。
「これからはどうします?」
「王女様の保護が最優先かと。」
「成程。行方は分かっているのですか?」
「いえ。監獄にいたので現在はどこにおられることか…」
ツカサが現在地を確認しようとすると皇子派の貴族が笑いながら口を開く。
「ククク。もう手遅れだぞ。。とうの昔に私の部下が見つけておるわ。」
「何!?どこにいる!?」
ローウェンがその貴族に掴みかかる。
「フッ。だから部下のところだ。残念だったな。そろそろ帝国の手に渡るかもしれない…ぶぺら!?」
ローウェンはその貴族を殴り飛ばすと部下たちに貴族たちの首をとばすよう伝える。
「ま、待て。貴様ら!わし等を殺したらどうなるか分かっておろうな!?」
「今になって命乞いか?」
「そうではない。儂が死んだら王女が死ぬぞ。」
「お前らは王女様を見つけたら殺していることだろう。」
「まだ生きておる。王女の場所を知っているのは儂だけじゃぞ。」
ローウェンはその言葉を聞き真偽を悩んでいるところに声がかかる。ツカサである。
「ローウェンさん。王女様なら多分大丈夫ですよ。」
「どういうことですかな?」
「殺されている可能性が高いんですよね。」
「あぁ皇子派が見つけた場合間違いなく見つけた瞬間に殺されるでしょうな。」
「生きてますよ。」
それを聞いたローウェンは驚愕の表情を浮かべながらツカサに尋ねる。
「…どういうことですかな?」
「えーっとそのままの意味です。王女様は生きています。現在はオズルの街にいますよ。」
「まことですか?何故分かるのです?」
「ありえん!王女は我らの手の者が!」
(クエストで分かるという訳にもいかないよね…そうだ。あの鳥を使ったことにしよう。)
「これです。この鳥で無事を確認しました。」
ツカサはそう言ってすっかり使うのを忘れていたエルフの里で手に入れた召喚獣を召喚して見せる。
(アリエルさんが上手くやってくれたみたいで良かった。)
「それは召喚獣でありますか!そのような高等魔術を習得されていたとは。」
「バカな…」
皇子派の貴族たちはそれを聞いて再度絶望したような表情を浮かべるのであった。
「だ、だがリチャードの奴は死んだ!オズルには私たちの手の者が多く入り込んでいる!捕まるのも時間の問題だぞ!」
「えっとリチャードさんは死んでいないですよ?」
「は?」
皇子派の貴族どころかローウェン達王女派の者達も信じられないといった表情を浮かべる。
「ありえん!奴がいる場所が爆発に包まれたという報告は上がっている!」
「オズルの街に行けば分かりますよ。早速出発しますか?」
「そうだな。」
ツカサのその言葉を受けてローウェン達は行動を開始する。騎士たちは王女が生きていることを知るとあっさりと皇子派から離反し城内と皇都の皇子派の者達の捕縛にとりかかるのであった。そして王暫くして状況が落ち着くと王女派一行は半狂乱状態の皇子と皇子の側近たちを監獄馬車に入れオズルの街に向かうことになるのであった。一方プレイヤー組たちはツカサに別れを告げる。
「ツカサ。私はここらへんで失礼する。改めて助けてくれたこと感謝する。また会ったら共に行動しよう。」
「はい!こちらこそお世話になりました。」
「お前はPK対象から外しとくぜ。そして色々楽しかったぜ。ありがとな。」
「ありがとうございます?また何かあったら宜しくお願いします!」
「おう!」
「…感謝している。いつでも呼んでくれ。」
「セロさんの魔法凄かったです!頼りにさせてもらいます!」
ツカサはセロからのフレンド申請を受ける。
三人はもう一度ツカサに礼を言ってその場を後にするのであった。ツカサは三人の姿が見えなくなるまで手を振るのであった。
ツカサ君…いい子すぎるやろ…
その後慌ててフレンド申請してきたカイザーのも受けるツカサ君であった。
相変わらず「ハニプレ」神すぎる。(ここのところこのゲームの話しかしてないような…)
「可愛くなりたい」「かっこよくなりたい」…分かりますよ。それぞれの道を経験した者(ヤベー奴と思ったそこの貴方…正しい。)から言わせてもらいますと思いっきりその道を突っ走ればいいと思います!可愛い子ぶったりカッコつけたりして何が悪い!。好きな人がいるならどんな感じが好きなのか分かると更に進む方向性が分かるのでベターですね。それではまた次回




