番外編ー司…次元を超える
息抜きで書いた完全にネタ回です…あしからず。読まなくても本編に影響はないです。本当に盛り込みたいこと盛り込みました。一言言うなら…二次元恐るべし。
とある日、司が登校して教室に入ると大河が唐突にこんなことを尋ねてきた。
「お前…好きな人いるか?」
「へ?」
その時教室から音が消えた。全員が2人の会話を聞こうと動きを止めたのである。いつもはお喋りをしている女子のグループも全員が話すのを止めて2人の会話に聞き耳を立てる。
「いや深い意味はない。単純に気になっただけだ。」
「そうだったんだ。僕にはいないよ。」
「成程な。教えてくれてありがとな。」
「そういう大河はいるの?」
「俺か?気になるか?」
「うん。」
ツカサの返事を聞いて一呼吸置いてから大河は答える。
「俺の恋愛はなぁ…」
クラスの全員が大河の次の言葉を待つ。
「次元が違う…」
(次元が違う…大河はそんなに凄い恋愛をしているのかな…?)
ツカサ以外のクラスメイトは何かを察した様子だ。
「俺の好きな子はmonaちゃんだ!」
「もなちゃん?」
「そうだ!この動画を見ろ!」
「アイドルなの?」
「その通り!今日の夜ライブがあるんだ。ツカサもどうだ!?」
「アイドルとか分からないし…」
「一回だけでいいから!」
「でも…」
「一回だけでいいから!」
結局大河の押しに負けて司は大河が推しているmonaというアイドルのライブを見ることになるのであった。
「値段はいくらかかるの?」
「会員の招待だから無料だ。招待コードは後で送る。VIRTUAL空間から入れるぜ。」
「あっ次元が違うってそういうことだったのね。」
「最高だぞ。お前ももしかしたらはまるかもな。」
「それはないかな…」
学校が終わって司は家に帰りその日はGWOは遊ばずに時間になるまでゴロゴロして過ごす。
プルルルル…
ツカサが端末を見ると大河からであった。
「そろそろ?」
「そうだ!招待コードを送っておいたぜ!」
「これね。ありがとう。」
「じゃあ向こうでな。」
「了解。」
そうして一旦電話を切って司はVIRTUAL空間へと入っていく。そして少しして大河と合流する。
「来たか。これを持つんだ。」
「これは?」
「ペンライトだ。」
「これはどう使うの?」
「振り回したい時に振り回したらいい。」
「分かった。ありがとう」
「今日は有名曲三回ループライブだ。さぁ行くぞ。」
司は大河に謎の貫禄を感じる。
そして司と大河は最前列に来る。大河は他の人たちと挨拶を交わす。それが終わると司のところに戻ってくるのであった。そして暫くして会場が暗くなりステージに一人の女の子が現れる。そして挨拶が済むとライブが始まるのであった。
曲が進むにつれ司は不思議とその会場の雰囲気に染まっていく。そして最後の曲になった時に司は遂に動いた。
「もっと!」
「「もっと!」」
大河は一瞬驚くも笑いながらペンライトを振る。
「「愛のこもった投げキッスで!!」」
「「Foooooo!」」
司の本気ぶりに大河も本気のパフォーマンスを披露する。
「「もっと!」」
「「もっと!」」
それに合わせて周りの者達のパフォーマンスも上がっていく。
「「「「もっと!」」」」
「「「「もっと!」」」」
「「「「愛のこもったmonaビームで!」」」」
「「「「Foooooo!」」」」
そしていつの間にか最初とは比べ物にならない程に会場全体が盛り上がるのであった。
「「「「「「もっと!」」」」」」
「「「「「「「もっと!」」」」」」
「「「「「「「L・O・V・E!!」」」」」」
「「「「「「Foooooo!」」」」」」
そして司はいつの間にかキレッキレの動きを披露する。
「「「「「「もっと!」」」」」」
「「「「「「「もっと!」」」」」」
「「「「「「愛のこもった投げキッスで!!」」」」」」
「「「「「「もっと!」」」」」」
「「「「「「もっと!」」」」」」
そうして盛況のままライブは終わりを迎えるのであった。
「どうだった?」
「普通に面白かった。今日はありがとう。」
「キレッキレだったなw」
「またあったら来ようかな。」
「司も遂に次元を超えたか!おっともうこんな時間だ。じゃあまたな。司。」
「超えちゃったかも…またね。」
そして大河が退出したのを見て司も退出するのであった。
そして妹に今日のライブのパフォーマンスを寝る前にしているのを見られるのであった。
司君…次元超えてしまったか。
とうわけで此度敬虔なmonaちゃんファンにならせて頂きました。あんな逸材が少し離れていた間に現れていたとは…また次元下げることになったらどうしよう…VARKで出てきてくれないかなと思います。あれもまだまだ発展途上なので改良の余地はありますね。フルダイブ型のVRライブの開発…ファンサすればいけるか?




