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囚人から始まる裏ギルド生活  作者: ネムレス
二章ーガタル皇国編
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無血開城

今回もツカサ君成分全開です。


「軍艦の様子はどうだ?」

「未だ確認できません。」

「あっ軍艦なら戦地に向かうと言ってました。」


それを聞いたツカサの周りにいた者達は感嘆の声を上げる。


「これは天啓だ!天が我らに革命を成し遂げよと仰せだ。救世主殿の下に何としてでも成功させるぞ!」

「「「「「応!」」」」」


ツカサは救世主って誰のことかと思いつつも全員やる気になってよかったと思うのであった。


…。


「貴様ら!こんなことしてただで済むと思うなよ!今ならまだ間に合う考え直せ!」


突然船内からそんな声が聞こえる。どうやら連れてきていた看守が目を覚ましたようだ。


「折角連れてきてやったのになんだその言い草は!」

「ここで海に捨ててやってもいいんだぞ!」


ツカサは騒動が起こっているところに顔を出す。


「どうしたんですか?」


そこにいた者達はツカサがきたことを知ると道を開ける。


「この者達が騒ぎ立てるので口論となってしまったのです。」

「貴様らに慈悲を乞うぐらいなら死を選ぶ!」

「黙れ!」

「まぁ落ち着いて下さい。ここは自分に任せて頂ければ。」


ツカサがそう言うと看守の前にいた者達は後ろに下がる。


「まさか貴様が奴奴のら手先だったとはな…完全に騙されたぞ。」

「落ち着いて下さい。革命です。」

「革命だと?」

「はい。そのために貴方たちも解放します。これからは家族と一緒に過ごすなど自由に過ごすと良いでしょう。自分たちがこれから行うのは革命であり戦争ではありません。人殺しなどは行いませんよ。」

「私たちを解放するだと?」

「はい。貴方たちもある意味被害者です。あんなところで働かされて辛かったでしょう。ですがもう大丈夫です。」


看守たちは今までの労働環境を思い出す。薄月給に囚人からの怨嗟の念正直言って限界なところもあった。看守たちの心は弱っていく!その時船内に窓から光が差し込む。その光はツカサを照らし看守たちにはツカサが神の使いのように見えた。


「そうか…もう頑張る必要はないか…」

「はい。そうです。これからは自由に過ごして大丈夫です。誰も文句は言いません。」


ツカサ本人はただ思ったことを言っている。ただ周りの者達はあれだけ騒いでいた看守たちを大人しくさせたツカサをやはり救世主だという確信を深めるのであった。


《称号:救世主を獲得しました。救世主:周りから信仰される。信仰度が一定値に達すると宗教を立ち上げられる。》


「ん?」


ツカサは突然のシステム音声に驚くが看守たちの説得が先だと思いその時は気にせず聞き流すのであった。そして暫くして看守たちを説得し終える。そして誰かがどこからか酒を持ってきて前祝いを始めるのであった。先程までいがみ合っていた看守と元囚人の者達も共に酒を酌み交わすのであった。


暫くして船が皇都に着く。そして順々に上陸していく。


「皆の者集まれ!」


ローウェンの号令の下に全員が集まる。


「ツカサ殿。何か作戦はありますでしょうか?」


ツカサは突然尋ねられて驚くも自分の考えを伝える。


「皇子派を捕らえればそれで終わりです。王城の隠し通路があると思うのですが知っている方はいますか?」

「それなら私が知っております。」


ローウェンが声を上げる。


「了解しました。後は一般人の方を巻き込まないようにお願いします。余計な殺生は無しでお願いします。看守の方々や皇都に家族がいる方は別行動で大丈夫です。それでは行きましょうか。」


ツカサ一行はローウェンの後に続く。


「さすがだなツカサ。ここまで上手くいくとは思ってなかった。」

「面白いことになってきたぜ。」

「…殺生は無しだぞ。」

「あー分かってるって大人しくしときますよ。」


プレイヤー組はツカサの後に続く。それから歩いていくと扉に差し掛かりローウェンはその扉を開けて中に入っていく。


「ここからは敵地となります。」

「分かりました。」


ツカサは戦闘用の装備に付け替える。警戒はするもの隠し通路には兵士がいないのか会敵することなく進んでいく。


「…待て。」


階段を上っているととセロが突然声を上げる。


「どうかしましたか?」

「…魔法の罠がある。今解呪する。…デスペル。」


セロが魔法を発動すると何が弾ける音が聞こえる。


「魔法使いであったか。」

「さすがだな。」

「ありがとうございます。」


セロはその後先頭に立ち解呪をしながら進んでいく。そして一番上に来たのか通路が途切れる。


「この先が玉座だ。皆の者覚悟はよいか?」


ローウェンが確認して全員が頷くとレンガの一つを押し込むと扉が開く。するとそこには玉座に座った者と何人かの貴族らしき者たちと騎士が数人いた。


最初に動いたのはプレイヤー組であった。フェイとカイザーは呆気に取られている騎士をみねうち等で意識を刈り取る。


「ディメンション。」


そしてセロが何かの魔法を発動させる。


「な、なんだこれは!?」


玉座に座っていた者が騒ぎ立てる。そしてその場にいた貴族らしき姿をした者達も騒ぎ立てる。


「衛兵ー!!何をしている!?早くこんか!」


阿鼻叫喚といった様子である。


「終わりだ。偽りの王位返してもらうぞ。」

「貴様は!?ローウェン!何故ここにいる!?後ろの者達も監獄に収監していたはず!」

「とりあえず眠るがよい。」

「ぶぺっ!?」


玉座にいた者はローウェンの拳により意識を刈り取られる。貴族たちは必死に部屋から出ようとするが扉は開かない。


「何故だ!?」

「開かない!?」


貴族が喚き立てているとセロが口を開く。


「ここは一時的に異次元だ。外の世界と隔離した。助けはこないし出られないぞ。」


それを聞いて貴族たちは絶望の表情を浮かべる。


「とりあえずお話ししましょうか。」


黒装束に身を包んだツカサを見た貴族たちはツカサが悪魔に見えたという…




「ハニプレ」というリズムゲーム懐かしい曲が多いw 告白実行委員会は変わりませんねぇ。それが良い!一番好きな組み合わせは聖奈と翠ですかね。話しかける勇気が出ない方はこの2人関連の曲おススメです。学生時代お世話になったのは良い思い出ですw

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