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囚人から始まる裏ギルド生活  作者: ネムレス
二章ーガタル皇国編
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ツカサvsAIドライ

本格的なAIとの戦いが始まります。そんな頻繁にはありませんがとりあえず最初の敵です。


「何だったんだろう…」


司はログアウトして一旦落ち着くために紅茶を飲む。


「ふぅ。」


とりあえず大河に相談することにした司は大河に電話をかける。


プルルルル…ガチャ。


「もしもし?司か?」

「うん。ちょっとまた相談があるんだけど良い?」

「どうした?」


司が大河に一連の出来事を説明する。


「成程な。とりあえず運営に問い合わせしてみたらどうだ?何かしらのバグだろ。」

「そうだね。わかった。」

「それでも解決しなかったらまた考えよう。もう一回インして本当にバグか確認したか?」

「まだ。」

「ならもう一回インして確認してみた方が良いぜ。」

「ありがとう。試してみる。」


ツカサは気を取り直してもう一回ログインする。そしてマップでアリエルの場所を確認する。


「オズル司令部?」


ツカサは何故アリエルがそこにいるのか不思議に思いながらも急いで向かう。目的地に向かっていると大勢がこちらに走ってくる。


「逃げろ!戦いだ!」

「司令部が襲われている!ここから離れるんだ!」


(戦い!?司令部が襲われている!?)


ツカサは困惑しながらも足を止めることはなくアリエルの元へと向かう。暫くして到着すると司令部の周りには軍人が倒れていた。


「何があったんですか!?」


ツカサは駆け寄って事情を聞く。その者が言うにはいつも通りに司令部の巡回を行っているとエルフが襲撃されたという。あっとういう間に巡回の兵が倒され建物に侵入してとのことだった。


(そんな…)


ツカサは急いで建物の中に入りアリエルの気配を追っていく。そしてアリエルの気配がする部屋に入るとそこにはアリエルと剣を支えに片膝をつく男がいた。


「アリエルさん!」

「ツカサ?もうすぐ済むから待ってて。」

「追手か…私もここまでのようだな。」


アリエルが短剣を取り出しその男に振りかざす。しかしその短剣が男に届くことはなかった。


「どういうこと?ツカサ。」


ツカサがアリエルの短剣を止めたのである。


「元に戻ってください!」

「どうしたの?私は私よ。」

「アリエルさん…僕が言った好きな色を覚えていますか?」


アリエルは暫くして口を開く。


「知らない…そんなのデータにない。」

「当然です。教えてませんから。」


それを聞いたアリエルから表情は消え機械的な声になる。


「やはり貴方の存在はイレギュラー。ここで排除します。」

「貴女は誰?」

「冥土の土産に教えて差し上げましょう。私は修正AIドライ。このゲームの軌道を修正する者です。」

「成程ね…」


ツカサは分からないことだらけだったが一つだけ理解していた。それは目の前の存在は敵だということ。


「その身体から出て行ってもらいます。」

「それはありえないかと。どのみち貴方の負けは確定しています。投降をお勧めます。」

「それこそありえないかな…アリエルさんは僕の仲間だからね。」

「理解に苦しみます。」

「AIには理解できないかもね。」


それを聞いたドライはツカサに攻撃を繰り出す。


「影矢。」


一本の矢の影にもう一本の矢を潜ませ攻撃する技だがツカサには視えていたのかダガーを二本取り出し弾く。


「風纏。」


今度は矢に風を纏わせてツカサに連射していく。ツカサは右に大きく躱す。しかしそれを読んでいたのか矢がそこには迫ってきていた。


「グゥ!?」


それはただの矢とは思えない程に威力がすさまじいものであった。ツカサはダガーで弾けずに吹き飛ばされてしまう。


「少年!大丈夫か!?」

「貴方は…?」

「リチャードだ。」

「貴方がリチャードさんでしたか。」

「そういえばまだ貴方も生きていたのね。纏めて止めを刺してあげる。」


アリエルがそう言って2人に向けて弓を構える。


「少年。動けるか?」

「はい。なんとか…」


先程の衝撃でまだ腕がしびれているツカサだが何とか気力で腕を動かす。


「少年。何か策はあるのか?」

「近づいて触れることができれば何とかあると思います。」

「成程。それなら攻撃を止めるのは任してくれ。」

「わかりました。」

「それじゃさようなら。奥義・五式曲射。」


それぞれ違う色をした五本の矢が同時に放たれてツカサ達に迫る。


「多重曲壁!」


リチャードは障壁を斜めに出現させて矢の軌道を逸らしていく。


「今だ!少年!」

「はい!縮地!」


ツカサは攻撃が防がれて動揺した隙を見逃さず距離を詰める。そしてその手をアリエルの身体に触れさせるのであった。


《称号:謀反人の所持を確認。対象の洗脳状態を解きますか?》


(称号の内容を見た時にもしかしてと思ったけど上手くいって良かった。)


「はい!」


するとアリエルの身体が輝き出す。


「成程…その称号の持ち主でしたか…私の力が通用しないわけだ…」

「アリエルさんの身体から出て行ってもらいます。」

「今回は私の負けのようですね…またお会いしましょう。」


そう言ってドライはアリエルのAIに管理権を戻す。


こうしてツカサは無事にアリエルを元通りにするのであった。




CODモバイルっていうゲームがあるんですけどそこに待望のデュアル武器が来たので遊んでこようと思います。それでは!

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