第二回公式イベント
誤字報告誠にありがとうございます。本当に助かる次第です。ここからの展開は好みが分かれると思います。
《これから第二階公式イベントを始めます。今回のイベントの担当AIツヴァイです。よろしくお願いします。ではこれから早速説明いたします。イベント参加する皆様には所属する国をどちらか選んでいただきます。現在解放されているマップの国はミドラ王国です。その南に位置するイドラ帝国とガタル皇国が今回の舞台でございます。因みにこのイベントの終わりはどちらかの国が滅んだかによって終わります。》
「滅んだら終わりってどういうこと?」
「三日で終わるんじゃないのか?」
プレイヤー達はツヴァイのイベント終了についての説明が理解できないといった様子である。それもそのはず当初は三日で終了とされていたのだから。
《このイベントに具体的な期限などはございません。またイベントに参加したとしてもイベントで遊ぶ必要はございません。ただどちらかの国が滅んだ時点でイベントは終了でございます。
両国にはそれぞれ重要な拠点が五つ御座います。その拠点を占拠致しますと様々なバフがつきます。国が滅ぶ条件は城を完全に占領するか王族の抹殺となります。
最初はどちらに味方なさっても問題ないですが後から優勢の方に味方してしまいますと獲得ポイントが減少して報酬もランクが下がってしまいますのでお気を付けください。劣勢となった方の国のプレイヤーは獲得ポイントの上昇その他バフがつきます。ポイントのつけ方はお手元の資料をご確認ください。
それと敵対国のNPCに見つかった場合問答無用で倒されてしまいます。敵国に侵入する際はお気を付けください。因みにこのイベントでは敵国に属する者をどれだけ倒してもデバフ等は一切つきません。ただ違反行為はアカウントの凍結、削除対象となるのでお気を付けください。何かご質問はあられますか?》
「イベントの最中でもミドラ王国に行ったりして遊んでも大丈夫なの?」
《はい。問題ありません。》
「敵はどうやって分かるの?」
《それは分からないようになっております。誰が敵で誰が敵かはご自身の目で判断して頂くことになります。今回のイベントはリアルに限りなく近いものにするとの方針なのです。それ故に報酬も破格のものとなっております。勝利国の皆様には白金貨十枚が必ず手渡されます。そして上位者の方には敵国の宝物庫から一つアイテムを何でも獲得できます。全て神話級のものとなっております。》
報酬の話を聞いてプレイヤーは興奮する。
「白金貨十枚!?一千万!」
「更に上位者には神話級のアイテムだと!?俺は参加するぞ。」
「私も!」
「俺も!」
一人が参加の意思を表明するとそれは周りにも波及して大きな流れとなるのであった。次々と参加申請が押されていく。
そんなプレイヤー達の様子を見て能面のような表情を浮かべていたツヴァイが笑みを浮かべるのであった。
《それでは第二階公式イベントを開催いたします。後からの参加も勿論受け付けております。イベント参加者の方はミドラ王国から味方する国へと移動されて下さい。それでは私はこれにて失礼いたします。》
ツヴァイはイベントの開始を宣言してその場から立ち去る。プレイヤー達は少しでも早く情報を得るために味方した方の国に向かうのであった。
…故に気付かない。事態の異常さに。第一回公式イベントが始まる前にあったものがないことに。
何が無いのか皆さんはお分かりになられましたかね?答えは次話に出てきます。
はらドーナツっていうお店あるじゃないですか。あの店のドーナツ久しぶりに食べたら本当に美味しくて感激しました。明日は自分で買って食べようと思います。




