死霊王討伐と情報過多
次の次ぐらいからイベント回を書こうかなと思っているところです。昼ご飯食べるのはやはり大事ですね。色々と思いつきます。
「ジン。いつも通りだ。」
「了解。」
そう言って二人は死霊王と戦う準備を整えていく。
「目覚めろ。聖剣デュランダル。」
エルフたちも備えていた弓を取り出す。その中でもアリエルの弓は他のと違うものであった。アリエルが構えると光り輝きだした。
「聖弓フェイルノートか。まさかここのエルフが持っていたとは…。」
「聖剣に聖弓か。中々に厄介なものだな。だがそれだけでは我を倒すことはできんぞ。」
「それはどうかな?バロル!」
「全ての悪霊は彼の下に退かれる。その聖なる力は留まるところを知らない。顕現せよ。キリアクス。」
バロルが詠唱を完成させると一人の法衣を纏った人物が現れる。
「貴様は!?」
「久しぶりだな。ノーランド。貴様を倒せる日を待ち望んだぞ。よく呼んでくれたな。」
「恐縮です。」
「奴の動きは私が止める。その隙に最大火力を奴に浴びせるんだ。いいな?」
「ハッ!」
バロルが全員に作戦を伝えると全員が理解し死霊王を囲むように動く。
「ヘル・ゾーン。」
「サンクチュアリ。」
ノーランドを中心に黒い何かが広がるがキリアクスがすかさず円陣を築き無効化する。
「忌々しい術だ。」
「互いにな。お前の顔も見飽きた。そろそろ決着をつけるというのはどうだ?」
「よかろう。」
両方の魔力が尋常ではない程に高まる。そして聖と魔の力がぶつかり合う。
「アビス・ゲート。」
「ホーリー・クロス。」
巨大な門から現れた数多の黒い手と数多の聖なる十字の光が衝突する。暫しの間拮抗していたが徐々にノーランドの攻撃が押し込む。
「やはり名を取り戻した我と聖地と離れたこの地で召喚された貴様とでは力に差があるな。」
「そうだな。だがここには他に貴様を滅する力がある。今だ!私のことは気にするな。」
キリアクスの合図で全員が最大の攻撃を叩き込む。
「聖覇!」
「聖弾!」
ジンとアリエルが攻撃を放つ。二人の攻撃の威力は長老たちのかけた補助魔法によって数倍に膨れ上がっていた。
「GYAAAAAAAA!?」
ノーランドは悲痛な叫び声を上げる。攻撃の余波はキリアクスが築いた聖域を駆け巡りノーランドに更なるダメージが加わる。煙が晴れた後そこにはまだ息があるノーランドがいた。
「くそが…」
「これでもまだ死なないのか…」
「どうすればいいの…?」
「そこの少年!その箱を使え!」
キリアクスに言われツカサは手に持った箱を確認する。するとシステム音声が鳴り響いた。
《箱を使いますか?YES/NO》
ツカサは突然のシステム音声に驚いたが迷わずYESを選択する。
《死霊王ノーランドを封印します。》
「何故その箱がここに!?」
ノーランドが驚いた様子でそういったかと思えばその箱に黒い煙となって吸い込まれる。
《死霊王ノーランドを封印しました。これよりは段階ごとにノーランドの力を解放できます。》
「へ?」
ツカサは突然の事態に戸惑う。
「まさかあの箱にノーランドを封印するとはな。」
「どうすんだ?」
ジンとバロルはどうしたものかと頭を悩ませる。そこでキリアクスが提案する。
「この少年には特別なものを感じる。神の使徒でありそうではない。この少年にならノーランドを扱えるだろう。ここは少年に任せても良いのではないか?」
「しかし…」
「聖人がそういうんだから間違いはないだろう。ここは少年に託してみようではないか。」
二人は少し話し合いキリアクスの提案を受け入れてツカサにノーランドを預けることにするのであった。それを不思議に思ったツカサはジンとバロルに尋ねる。
「どうして敵である僕にそんな重要そうなものを預けるんですか?」
「裏ギルドは正確には敵ではない。」
「え?そうなんですか?」
「お前も見ただろ?堕天使を召喚した奴を。」
「はい…」
「あいつは『ジヤヴォール』っていう堕天使や悪魔を崇拝している組織の一員だ。」
「そうだったんですか…」
ツカサは衝撃的な事実に驚きを隠せない。
「堕天使や悪魔は特殊な詠唱や触媒が必要となる。故に常人には召喚すらできないのだ。」
「成程…」
「そしてもう一人裏ギルドにその組織に属する輩がいるらしいのだが一向にその正体が掴めん。我らの仲間が潜入しているのだがな。」
次々とカミングアウトされる内容にツカサの頭は限界を迎える。
プシュ…プシュ…プシュ…ボン!。ツカサの脳は許容量をオーバーするのであった。
最近はゲームをする時間が昔よりは減ってきましたね。その代わりアニメを見る時間が増えました。気になるアニメガ多すぎるのが原因ですw




