旧知の助け
イリーナを救出するためツカサ君は奔走します。
ツカサは急いで王都に向かう。街道はこちらに向かってくる人で溢れていた。
「何かあったのですか?」
ツカサは近くの人に事情を聞く。
「あぁ。今は王都の門は封鎖されているんだ。余所者は受けつかないんだとさ。」
「どうしてですか?」
「なんでも暗殺者が捕まったとのことでその処刑が行われるんだとさ。余所者にその仲間が混じっているかもしれないだろ?だから封鎖されたんだ。」
それを聞いたツカサは頭を悩ませる。イリーナを助けようにも王都に入れなければ意味がない。ツカサはその者に礼を言うとそこからとりあえず王都の入り口まで向かってみることにした。ツカサは騎士から更に詳しい情報を得るために列に並び自分の順番を待つ。次々と人が追い返されていきツカサの番がくる。
「貴様は何をしに来た?」
「えっと王都の人に会いに来ました。」
「帰れ。今は王都の門は封鎖中だ。」
「そこを何とかお願いできませんかね?」
「駄目だ。」
騎士とツカサがやり取りをしていると騒ぎをかけつけたのか別の騎士が現れる。
「何をしている?」
「はっ。この子供がなかなか話を聞いてくれず。」
「お菓子と路銀でも渡して追い返せば…」
そう言い騎士がツカサのことを見ると驚いた表情をする。
「貴方様は公爵様の従者の方ではありませんか!?」
ツカサはそう言われあの紋章が使えると思い公爵家の紋章を取り出す。
「やはりそうであられましたか。次からはそれを見せて貰えれば如何なる時も王都に入れますので最初にご提示頂ければ大丈夫です。こちらへ。」
騎士の後についていくと騎士が開門の合図を出し門が開き王都内に入ったのであった。
「では私はこれで。」
「ありがとうございました。」
ツカサは無事に王都内に入れたことを喜ぶが処刑の期日が迫ってきているので早速行動を開始するのであった。
(まずはナタリーのところに行って情報収集かな。)
そう決心するとツカサは公爵家へと足を進める。公爵家につくと紋章を見せ公爵邸に入り応接室に通された。
「お久しぶりです。ツカサ様。」
「お久しぶりです。セバスさん。」
「当主はもうすぐお見えになられます。」
「分かりました。」
ツカサがセバスと軽く雑談を交わしていると扉が開きナタリーが入ってくる。
「久しぶりね。ツカサ。どうしたの?」
「実は…」
ツカサは自分な仲間が何故か王都の牢獄にいて処刑が二日後に迫っていることを伝える。
「そう。暗殺者が捕らえられたという報告があったのだけれどあれは偽の情報だったということ?」
「ふむ。話からしてみるに確かに都合が良すぎるタイミングですな。その仲間の使っている武器は何ですかな?」
「糸です。」
「糸?」
「成程。それならば完全に別人ですな。」
「どういうことなの?セバス。」
「検死の情報を入手していたのですが犯行に使われた凶器は全て刃物の類いなのです。」
「そういうことね。それなら本当の犯人はまだ捕まっていないことになるわね。」
それからナタリーは国王に情報を伝えるために王城に向かうことにするのであった。
「ツカサ。貴方もついてきなさい。話し合いが上手くいかなかった場合には私たち公爵家はもうそれ以上は何もできない。だけど貴方は別。この意味わかるわね?」
「はい。」
「それじゃ行くわよ。セバス御者はお願いね。」
「かしこまりました。」
準備が整いナタリーとツカサは馬車に乗り込む。そして護衛と共に公爵家の馬車は王城へと向かうのであった。
本を読んでいる夢を見たんですが見たこともない文字で書かれていたのです。そしてしばらく眺めていると風景が流れ込んできたのです。正確には場面が変わったって言うんですかね?二次元並みの容姿をいた外国の子供の男女二人組が草原の上で笑いながらこっちを見ていたんです。そしたら自分?が姫様と王子様と声をかけたらまた場面が変わって城塞のようなところに立っていたのです。そしたら目が覚めました。不思議な夢でありました。




