帰還
YOUTUBE見てたら話の内容思いついたので書いてみました。そろそろ本気のツカサ君も書いていこうかなと思った次第です。
あの後は何事もなくツカサはバルナスの裏ギルドの拠点に戻る。
「戻りました。」
ツカサが扉を開けて入るとそこには五人いた。
「ツカサ。良かった。よく無事に戻ってきたわね。
「よく無事で戻ってきたのぅ。」
「大変だったな。」
ツカサを迎え入れてくれたのはエレオラとロンとルイスの三人であった。そして縛り上げられた二名が傍らに転がっていた。
「それにしてもお主…」
「何ですか?」
ツカサがロンに何かあるのか聞こうとした次の瞬間ロンの拳がツカサに迫る!
しかしツカサは慌てることなく身体を横に移動させ見事に躱してみせるのであった。
「やはりそうかお主も闘気を身につけたか。」
「嘘でしょ!?」
「脱帽だな。」
エレオラとルイスもロン同様驚きを隠せない様子である。
「闘気ってなんです?」
「ん?知っておったのではなかったのか?薄らとした黄金色のものじゃよ。お主にも見えているのじゃろ?」
「闘気って言うんですか…」
ツカサはアレは闘気というものだったということを知る。
「誰にも習ったわけではなく自然と身につけたのか。恐ろしいほどに流れが静かじゃ。やはりエレオラ嬢の見込み通りだったというわけか。」
「想像以上よ。まさか闘気を自力で身につけるなんて…」
「相当修行を積んだな。ツカサ。」
ツカサは闘気を身につけるに至った経緯を説明する。三人はこの時に戦力が強化されたことを素直に喜ぶのだった。
「さてツカサも来たことじゃ。改めて互いに情報共有といこうかの。まずはワシじゃがそこの二人は捕縛した。奴は足跡を終えたが捕縛は不可能じゃった。情報は全て吐かせたはずじゃが念のため最終確認の方をエレオラ嬢頼むぞぃ。」
「わかったわ。私からは盟主様の意向を伝えるわ。全面戦争とのことよ。敵は殲滅するようにとの命令よ。他のメンバーには後から伝えておくわ。」
「俺からはイリーナの行方についてだ。今は何故かは知らんが王都の牢獄にいるそうだ。」
ツカサはルイスの報告を聞いてイリーナのことが分かって安堵すると同時に不安を覚える。
「ルイスさん。王都の牢獄にイリーナさんが?」
「あぁ。そうだ。二日後に処刑とのことだ。」
それを聞いてツカサから表情が消える。その様子を見ていた三人は心の中で驚嘆する。
(これは…凄まじいのゥ)
(この子に一体何があったの…)
(尋常ではないほどの静かな怒り…)
「自分に行かせてくれませんか…必ずイリーナさんを助けます。」
三人は視線を交わし互いに頷くとエレオラが口を開く。
「わかったわ。イリーナのことは貴方に任せる。でもこれだけは覚えておいて。」
「何ですか?」
「応援は来ない。意味は分かるわね?」
「はい。任せて下さい。終わったら何をすれば良いですか?」
「本当に何があったのかは分からないけど立派になったわね…」
そう言うとエレオラはツカサを抱き寄せる。
「エレオラさん…?」
「必ず無事に戻ってくるのよ。」
「はい。」
ツカサは準備を整える。
「これを持って行きなさい。役に立つはずよ。」
「ありがとうございます。」
ツカサは球状のものを受け取りそれを大事にしまい込む。そして三人に見送られてツカサは出発するのであった。
ツカサが出ていった後に裏切り者の二人の情報を最終確認する。そして徐にロンが口を開く。
「ツカサには伝えなくて良かったのかのぅ?」
「何を?」
「ローグのことじゃよ。」
「ローグのことを知ったらツカサも冷静にはいられないでしょ?それに今回の任務には関係ないわ。」
「それもそうじゃの。」
ロンはそういうと休息をとるために自分の部屋へと向かう。ルイスも部屋に行きその場にはエレオラが残る。
「ローグが裏切り者なんて…どうやって伝えればいいって言うのよ…」
エレオラは一人呟くのであった。
最近は寝る前にYOUTUBEで怖い話を聞くのが日課になっています。ほら…貴方の後ろにも…すいませんw




