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囚人から始まる裏ギルド生活  作者: ネムレス
序章ー冒険の始まり
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鉱山クエスト

大よその地理になりますが王都を中心に西にヴェルゼン、南西にバルナス、南東にヘンデル、東にカンプネルといった感じです。


ツカサはクエストのためにデッカス鉱山が一番近いヘンデルの街に来ていた。とりあえず宿屋を確保して鉱山のことを聞こうと鉱山管理組合のところへと行く。


「ごめんください。」

「何だ?坊主。」

「依頼を受けにここに来た者です。」

「依頼だぁ?」

「デッカス鉱山についてのです。」


それを聞いた受付にいた男は驚いた表情を浮かべ突然笑い出す。


「まさか子供が派遣されてくるとはなぁ。傑作だぜこりゃ。」


デッカス鉱山のことを聞こうにも相手にしてもらえる様子はなく困っていたところに一人の少女がやってくる。


「ツカサ…何でここにいるの?」

「イリーナさん!?えっと依頼できました。イリーナさんことどうしてここに?」


ツカサは懐から依頼書を取り出してイリーナに見せる。


「成程ね。私は装備素材の取引で来てる。あとイリーナでいい。あと敬語使わなくていい。」

「わかりました。あっ。いきなりは無理だから徐々に無くしていくよ。イリーナはデッカス鉱山のこと知っている?」

「状況は把握している。誰か来るのを待ってたんだけどまさかツカサとは思わなかった。」

「ギルドに誰もいなくて…」

「え?」

「え?」

「いや驚いただけ…これがデッカス鉱山の情報。」


そう言ってイリーナは羊皮紙をツカサに渡す。


「ありがとう!」


ツカサは内部の構造などを把握していく。


「占拠しているのはガルーナ傭兵団って言って金を払えば何でもこなす傭兵団。傭兵団長ガルーナの強さは上級冒険者並みの強さ。正面からは戦わない方がいい。」

「貴重な情報だね。鉱山ならコレが使えると思うんだけどどうかな?」

「いいね。作ったのはエレオラ?」

「裏ギルドの保管庫から持ってきたやつ。」

「ならエレオラのだね。完璧。」


ツカサはそれを聞いて使う決心を固めるのであった。


「じゃあ早速行こうか。」

「え?イリーナも来るの?」

「私は元々誰か来たら一緒に戦うつもりだった。」

「そうだったんだ。」


その後ツカサはイリーナと共に鉱山に向かう準備をするのであった。イリーナのメイン武器は糸のような武器であった。


「糸?」

「そう。私の武器は鉱物から作られた糸状のもの。人間は豆腐みたいに切れる。後は罠の設置。」

「成程…」


ツカサは想像を超えた戦闘スタイルに顔を引きつらせる。


「雑魚は引き受ける。ツカサは隙をついてガルーナを倒して。」

「わかった。」


ツカサはデッカス鉱山の構造からガルーナがいそうな部屋に目星を付ける。ツカサとイリーナは準備を終えてデッカス鉱山へと向かう。イリーナについて歩いていく。暫く歩いて鉱山付近に着くのであった。


「やっぱり見張りがいる。予定通り少し登って別のところから入る。」


ツカサは頷いて山を登って使われていない入り口を見つけるのであった。


「じゃあ使いますね。」

「うん。始める。」


ツカサは何か球状のものを取り出すと中に投げ入れる。そうすると紫色の煙が出てきたと思うと瞬く間に広がっていく。


「土よ壁となれ。土壁。これでこっちには流れてこない。」

「成程。」


暫く経つと中から叫び声が聞こ始める。鉱山の中は大混乱を極めていた。煙を吸い込みすぎて動けなくなる者、視界を奪われ同士討ちをする者、逃げ出す者など様々であった。


ー♦♦♦ー


「何!?襲撃だと!?一体どこから!?」

「わかりません!紫色の煙が鉱山に充満しています。」

「紫色の煙…」


報告を受けたガルーナは暫し考え込み何かに気付いたようにその場にいた者達に伝える。


「すぐさま逃げるように伝えろ!合流地点はC地点にする。急げ!」

「はっ!」


伝令はすぐに外へと出ていく。ガルーナはその場にいた幹部たちと逃げる準備を進めるのであった。


ー♦♦♦ー


そこから更に時間は経ち煙が鉱山から外に出て薄まった頃合いを見計らってツカサとイリーナは侵入していく。イリーナは転がっている者達の生死を確認して息がある者は確実に仕留めていく。その処理速度にツカサは驚くのであった。


「イリーナさんは強かったんですね。」

「それなりにはね。」


思わず敬語になるツカサであった。


「お前ら何者だ…?」

「まだ意識あるなんてびっくり。バイバイ。」


あっさりと首と胴が分かれその男は崩れ落ちる。


(これ別に僕来る必要なかったんじゃない?)


まぁ実際はその通りなのである。イリーナはあまり興味がないせいか自覚がないが戦闘能力でいえば裏ギルドの中でもトップ10には入る。


「逃げ足が速い。もういない。」

「どうするの?」

「とりあえず追い払ったし報告かな。ツカサ頼んだよ。」

「わかった。イリーナはどうするの?」

「ちょっとまだやることある。」


そう言ってイリーナは走り去るのであった。


ツカサは報告のために鉱山組合に報告するために鉱山を後にするのであった。

最近はFPS系統のゲームをしているのでそれ関係の夢を見ることがおおいですね。夢の内容もなかなかに鮮明です

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