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囚人から始まる裏ギルド生活  作者: ネムレス
序章ー冒険の始まり
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種火はまかれる

寝る前に思いついて書きました。最近はVRMMOっていう設定頭から消えていること多いですw


ツカサはバルナスに着くと早速裏ギルドの拠点に向かう。


「戻りました。」

「待ってたわ。」

「どうじゃった?」


エレオラとロンがツカサを出迎える。


「はい。とっても美味しいケーキ屋があって。どうぞプリンとチーズケーキです。」


二人は予想の斜め上をいく回答に思わず吹き出してしまうのであった。


「ありがたく頂くわい。」

「ありがとう。それで…クロムはどうだった?」

「あっ。」


ツカサは筒を渡すことを思い出す。


「これをエレオラさんにと。それとクロムさんは…」


ツカサの様子を表情を見て察したのかエレオラはツカサに休むように言う。


「ありがとうございます。ちょっと休みますね。」


ツカサはそう言って自分に割り当てられた部屋へと行きログアウトするのであった。ツカサがいなくなったところでエレオラとロンは話を再開する。


「何が書いてあったんじゃ?」

「裏切り者のリストよ。まさかこの三人がね…」


そう言ってエレオラはロンにリストを見せる。


「成程のぅ。クロムにはそれも調べさせていたわけか。」

「えぇ。ベリドと接触したメンバーがいるって言って張ってたみたいね。」

「それでどうする?」

「パンテオンからの潜入者もいたみたいね。今は奇跡的に遠くに派遣していたから良かったわ。まずは裏切り者の捕縛ね。難しいのは殺害も許可する形ね。盟主様にも報告してくるわ。」

「あぁ奴か。分かった。じゃあワシが裏切り者は捕まえてこよう。奴の捕縛は期待せんでくれ。他の二人はまぁ余裕じゃ。じゃあ早速行ってくるわい。」


ロンはそう言ってその場を後にする。エレオラもロンが出ていくのを見届けて拠点を後にする。


ー♦♦♦ー


「申し訳ございません。箱の行方を見失いました。」

「処罰はいかようにも。」


その頃ジンとバロルは報告のためにパンテオンの本部に戻っていた。目の前には法衣に身を包んだ少女が立っていた。


「処罰などありませんよ。箱があの一帯にあるということが分かっただけでも十分です。私の目でも見通せないところに今はあるみたいです。」

「堕天した神の使徒に遭遇しました。」

「裏ギルドに所属しているみたいです。」

「そうでしたか。では潜入していた彼の者に任せましょう。彼の者ももう察していると思いますが潜入がバレたことを一応伝えてあげて下さい。頼みましたよ。バロル。」

「はっ!」


少女は軽く頷き二人の目の前から姿を消すのであった。


「無事終わったな。」

「やっぱ慣れないもんだぜ。これからはお前だけに報告任せてもいいか?」

「許されるわけないだろう。さっさと次の任務に就くぞ。」

「了解。」


ジンとバロルは次の任務に関する情報を確認する。


「今回は簡単そうだ。」

「亜人の殲滅は楽でいいよな。」


二人はそう言って本部を後にするのであった。


ー♦♦♦ー


ツカサがログインすると拠点には誰もいなかった。こんなことは初めてだったので誰かが戻ってくるまでに留守番をすることにするのであった。ダーツをしながら遊んでいると表玄関がノックされる。


「鷲。」

「烏。」


ツカサは前に教えてもらった通りに合言葉を言う。扉を開けると一人の男が入ってくる。


「失礼する。依頼を頼みたい。」

「はい。何でしょう?」

「まずは前金の金貨50枚だ。」

「はい。受け取りました。」

「内容は管理しているミスリル鉱山の一つのデッカス鉱山が何者かに占拠されてしまったからその者達をどうにかして欲しい。」

「わかりました…」

「では失礼する。」


そう言って男は拠点を後にする。


《裏ギルドクエスト:デッカス鉱山

 クエスト内容:占拠した傭兵団の壊滅 

 失敗条件:鉱山の破壊、崩落


(誰もいないし僕がやり遂げるしかないよね!鉱山の破壊はダメだから一人ずつ確実にって感じだね。そうだ。鉱山ならアレが使えるかも。)


ツカサはクエストを確認すると必要なものをそろえていく。ツカサは意図せず更なる混沌へと身を投じることになるのであった。

今日「YOASOBI」っていうグループを知ったのですが衝撃的でした。この回はハルジオンと夜に駆ける聞きながら作りましたw

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