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囚人から始まる裏ギルド生活  作者: ネムレス
序章ー冒険の始まり
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少年の寄り道

今自分が食べたいお菓子を基に書いてみました。閑話的な扱いです。


カンプネルからバルナスに戻る途中ツカサは何を思ったのか突然何か甘いものを食べたくなった。


「お菓子といったらやっぱり王都だよね。」


ツカサは私服に着替え王都の方向に向かう。暫く走って王都の門に近づくとそこでは何やらトラブルが起こっていた。


「荷を改める。」

「だから農産物しか入ってないと言っているだろ!」

「規則だ。」


門の前では門番と一人の男が言い争っていた。検問を待つ烈にツカサも並び何があったのか前の人に聞く。


「何があったんですか?」

「あぁ。何でも王都で暗殺者が活動しているみたいでね。それでその暗殺者を支援している輩がいないかを確かめているってわけさ。」

「成程ー。その暗殺者は捕まってないのですか?」

「そうみたいだね。騎士たちも総出で探しているみたいなんだけどね。ただ殺さている輩は全員が汚職とかに関わっていたらしいんだよ。だからその暗殺者を英雄視する者もいてね。」

「ふむふむ。」


(まぁ僕はお菓子を食べに来ただけだしね。特に問題はないかな。)


フラグだよ…


そう考えているとツカサの番が回ってきた。


「身分証を見せてもらおうか。」

「はい。どうぞ。」

「確認した。入っていいぞ。」

「ありがとうございます。」


ツカサはそう言って王都内を進んでいく。ツカサが先ほど見せた身分証はエレオラお手製の偽身分証である。


「えーっとお菓子屋さんはっと。」


マップで店を確認してツカサは菓子屋に向かう。しばらく歩きお店に着き扉を開けて中へ入る。そして中に入って見た光景はツカサが知っている菓子屋の風景ではなかった。


「いらっしゃいませー。お一人様ですか?」

「はい…」

「メニューをお選びください。」


ツカサは周りを見渡すと俗にいうメイドのような人たちが歩いていた。


(これはタイガが言っていたメイド喫茶?ってやつかな。)


そしてメニューを見ながらお菓子を選ぶ。


(ふむふむ。これはプリンっぽいやつ。こっちは何だろう?チーズケーキ…みたいな?COFFEE JELLY?コーヒーの何かなのかな?あっわらび餅あるじゃん!これにしよう。)


まさかのメイド喫茶で和菓子チョイス。


「すいません。わらび餅下さい。」

「はい。かしこまりました。」


ツカサは一旦落ち着いて考える。


(どうしてこんなところにいるんだろう…)


そして運ばれてきたわらび餅を食べながらツカサは今後のことを考える。


(ごちゃごちゃ考えても楽しくないしまぁ何とかなるよね!適当にこなしていこうっと。)


出たとこ勝負。さすがツカサ君である。ツカサが帰ろうとすると奥から誰かが出てきてツカサの前まで歩いてくる。


「これはお初にお目にかかります。私この店のオーナーのフィリップという者です。職業は商人であります。まさかかの有名なツカサ様がお見えとは驚きを隠しきれません。敷いては代金はよろしいので写真の方を撮らせて頂けないでしょうか?」


ツカサはなぜ写真を撮るのかよくわからなったが代金も払わなくても済むとのことなので了承の意を示す。


「わかりました。どうぞ。」

「それでは。」


そこからは写真会のようなことが始まるのだがツカサはどうしてこんなことになっているのか全く理解できなかった。


(お菓子食べにきただけだったはず…?)


「これからも当店を御贔屓に。ツカサ様なら料金は無料で問題ないです。」

「本当ですか!?」

「これをお持ちに。これを提示して頂ければ問題ないです。」


《菓子店『ストラスブール』のフリーパスを手に入れた。》


「ありがとうございます。またきますね。」

「お待ちしております。」


さすが商人抜け目がない。ツカサを見に来ようという客から金を巻き上げようという算段なのだろおう。ツカサは無料でお菓子が食べられる。正にWIN-WINである。


ツカサはお土産を持ちギルドの人たちにも分けてあげようと急ぐのであった。もちろん他のことは諸々忘れている。






メイド喫茶…一回だけ行ったことありますけど雰囲気が非常に独特で同じ世界とは思えない光景でありました。行ったことが無い方は一回行ってみると良いですよ。文字通り世界が変わります

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