運営の実況報告
運営編書いてみました。
「うわぁ。遂に救出作戦クエスト解放しましたよ。」
「ツカサちゃんはこれから大変ねー。」
「裏ギルドのこともありますし…」
「俺はあのエルフを競り落とした時は一発入れてやろうかと思ったぜ。」
ツカサの奇行を日常的に目にしてきた運営は特にもう騒ぐこともない。
「トッププレイヤー達も次々と奇行と言いますか尋常ではないことになってますし…」
「あぁ。騎士にタイマン挑んで互角以上に渡り合った子がいたわね。」
「ミスリル推奨のFBを銀装備で倒したPTとかもいますよね。」
「剣聖の弟子になったり忍の里を見つけて鍛錬している奴もいるぞ。」
トッププレイヤー達もツカサの奇行の後に続いてというわけではないが運営の予想とは反するプレイスタイルを確立していく。
「あの二人の写真が出回った時は笑っちゃいました。」
「そのあとあの写真で金儲けとかしようとして輩を垢バンや凍結する作業に追われたけどね。1番張り切っていたのが斎藤であれは傑作だったわね。」
「そうだったんですか…斎藤先輩。」
「俺はやる時はやる男だ。」
ドヤ顔でそう言っているが運営の権限をフルに使って例の写真をプリントしているあたりタダのHENTAIである。
「集まっているな。調子はどうだ?」
「おはようございます。」
「お疲れ様ー。」
「お疲れ様です。」
「うーっす。」
主任は全員が集まっていることを確認すると徐に口を開く。
「そろそろ第2陣がくる。お前達準備はいいか?」
「はい。」
「問題ないわ。」
「了解です。」
「大体終わってる感じだ。」
主任は全員の反応を確認するとパンテオンの解放がされていることを確認した。
「おい。何故パンテオンが解放されているんだ?」
「え?」
「は?」
「へ?」
「あ?」
全員がありえないといった表情を浮かべながらモニターを見るとそこにはクララ商会を襲ったジンとバロルの二人が映っていた。全員が慌ててログを確認して原因が分かると納得した表情を浮かべる。
「ツカサ君ですね。称号の謀反人は状況によっては神敵認定されることがあります。今回ブラックボックスが偶々クララ商会のところにあったのでそのためかと。」
「はぁ。」
主任はため息を吐きながらも中村の説明を聞いて納得するのであった。
「キャー!バロル様ー。フレスベルクー!カッコイイ!」
糸谷はバロルの召喚術でテンションMAXのようだ。周りの者達はああなったら手がつけられないのは理解しているのでそっと距離をとる。
「あぁ…クロム様が死んでしまう…」
野々村は推しキャラの一人でもあったクロムが死ぬことを悲しむ。
「パンテオンはやっぱりすごいや。」
中村はキラキラした目で画面を見つめる。
そんな3人の様子を見ていた斎藤は
「なんだ…これ」
と呟くのであった。
「後は任せたぞ。後でまたくる。」
主任はどこか諦めた様子で管理室をあとにするのであった。
今日は久しぶりにはっきりとした夢を見ませんでしたね。そういう日に限って何かがあるという…




