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囚人から始まる裏ギルド生活  作者: ネムレス
序章ー冒険の始まり
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パンテオン

この追手の二人の素性を書きたくなったので書いてみました。


ツカサはかつてない恐怖を感じる。


(この人達はロンさんと同じぐらい強い…)


ロンはツカサに敵意を向けたことはなかったためツカサはロンに対してそこまで恐怖することがなかったが目の前の二人は違う。敵意が剥き出しである。ツカサはその気に当てられ動けなくなっていた。


「俺たちはパンテオンっていう組織の者なんだがな。お前がもっている黒い箱を渡してくれないか?そうしたら見逃しやる。」

「本当に見逃してくれるのですか?」

「あぁ。」


それを聞いたクロムは笑い声を上げる。


「そんな見え見えの嘘をつく間抜けがいたとはな。パンテオンの名も地に堕ちたものだ。逃げろツカサ。俺が時間を稼ぐ。」

「時間を稼ぐだと?笑わせんじゃねぇ。ボロボロのお前なんざ瞬殺だよ。」

「そうかな?我の命の灯火。今ここに捧げん。我の魂は永劫に彷徨う…」

「テメェ!?まさか!」

「まずい。詠唱を完成させるな。」


クロムの詠唱を中断させようとジンとバロルは攻撃を仕掛けるが…


「影法師!」


ツカサはジンの攻撃を受け止め影法師はバロルの攻撃の盾となる。


「小僧!」

「邪魔だぁ!」


二人の2撃目が届く前にクロムの詠唱が完成する。


「我の全ては彼の者に。顕現せよ!ルシファー!」


詠唱が終わると堕天使の姿をした存在が現れた。


「契約はなされた。全てを捧げて我を呼び出した覚悟…見事。して何を望む?」

「目の前の二人の屈強な男どもを命までとは言わない。倒して動けなくしてくれ。」

「ふむ。それならば釣り合う。よかろう。その願い聞き入れた。」


ルシファーはジンとバロルの方を向き戦闘態勢に入る。


「逃げろ!ツカサ。左隅に隠し通路がある!」


ツカサは反射的に身体を動かし左隅の板を破って隠し通路から逃げる。


「やってくれたな。テメェ。」

「バロル。俺が時間を稼ぐ。対なる召喚で終わらせろ。」

「了解。」

「貴様らが我に勝てると思うか?」

「生憎だが専門家だ。聖剣デュランダル起動。」

「デュランダルだと!?まさか貴様らは!」

「其方は全ての悪を退け全ての悪は其方に屈服する…」

「させん!」


先程まで余裕ぶりを見せてたルシファーから余裕は消え失せ焦りが表れる。


「死ね!」


ルシファーが左腕を振り下ろしバロルを切り裂こうとした時…


「聖覇。」


その手が斬られ吹き飛ばされる。


「顕現せよ!神の番人ミカエル!」


バロルが持った紙が光り輝き天使の姿をした存在が現れる。


「久しいなバロル。呼んだ理由は察した。お久しぶりです兄上。」

「ミカエル…貴様が来てはもはや勝ち目はないか。どうやらここまでのようだ。」

「感謝致します。ルシファー様。我が同胞は無事に逃げ切ることができたみたいです。」

「すまぬな。」


そう言ってルシファーは消える。


「どうやら完全な顕現ではなかったみたいだな。今度呼ぶ時はしっかりと準備を整えてから呼ぶといい。」

「はい。ミカエル様。ルシファーを退けるための急な呼び出し申し訳ございませんでした。」

「気にするな。兄上と対峙する時は遠慮なく我を呼び出せ。」

「はっ!」


そう言ってミカエルは消えるのであった。


「一時はどうなることかと思ったぜ。」

「全くだ。」


ジンはそう言って剣を収める。


「とりあえず追うか。」

「そうだな。あの箱を野放しにしておくわけにはいかん。」


そう言って二人がツカサを追いかけようとしたとき動く者がいた。


「待て…」

「お前。まだ生きてたのか。今楽にしてやる。」

「離れろ!バロル!」

「チィッ!?」


ジンは何かに気づいたのかバロルに離れるように言う。


「地獄で待ってるぜ。」


クロムはそう言うと同時に歯を砕く音が聞こえクロムを中心に爆発が起こる。


一方その頃ツカサは必死に逃げていた。その時爆音が聞こえる。振り返って見ると宿屋『ブルーラ』の辺りから爆炎が立ち昇っていた。

しかしツカサは戻ることはなく一刻も早くバルナスの拠点に戻りエレオラにクロムから預かった筒を届けるために走り続けるのであった。











この世で最も頭にくることは昼寝を邪魔されることです。昼寝を邪魔する存在は許すまじ…

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― 新着の感想 ―
[一言] 睡眠の邪魔をされるのってほんと嫌ですよね 特に冬………ものすごく機嫌が悪くなるのが自分でもわかるくらい…… 4度寝くらいまでなら余裕でしてしまうし、炬燵で寝るのもあるあるですね
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