将軍を倒してみよう
イベント編?はもうすぐ終わりです。
「将軍が来るまでもち堪えるんだ!」
「「「「「オォ!!」」」」」
騎士長の鼓舞に騎士達は己を奮い立たせてキングオーガに立ち向かう。
「「「「「合技・連覇」」」」」
「GAAAAAA!?GRAAAAA!」
「グゥ!?」
「ガッ!?」
「グフッ!?」
キングオーガは騎士達の攻撃を受けるも致命傷には至らず棍棒を叩きつけ騎士達を何人か吹き飛ばし戦闘不能にするのであった。そしてキングオーガが街に侵入しようとしたその時一人の老騎士がキングオーガを斬りつける。
「GAAAAAA!?」
キングオーガは予想外の痛みに顔をしかめる。その後も現れた騎士はキングオーガを斬りつけていく。キングオーガも棍棒を振り回すが全て躱され一撃も当たらない。
「将軍!」
「間に合ってよかった。これで俺たちの勝ちだ!」
「申し訳ございません。私たち共だけでは守りきれず。」
騎士達はその老騎士に向かって声をかける。
「まだ油断するな。魔獣は手負いが1番怖い。動ける者は陣形を組め!」
「「「「「はっ!」」」」」
騎士達は一糸乱れない動きで防御陣形を築き上げていく。老騎士はキングオーガの動きを封じる。
「陣形整いました!」
一人の騎士が陣形が整ったことを伝える。
「ゆくぞ!お前達!」
「「「「「はっ!」」」」」
老騎士と騎士達は息を合わせて合技を繰り出す。
「「「「「合技・連覇!」」」」」
老騎士の覇天を中心に騎士達の覇天の力が加わりキングオーガを一刀両断する。
「やりました!」
騎士達は喜び合うが老騎士は固い表情のままであった。
「くるぞ。お前達。」
それもそのはずプレイヤーを殲滅せんがためモンスター達がツカサ目掛けて集まってきたのである。
「な、なんだあの量は!?」
「ひぃ!?」
「あの犯罪者め!これ程の魔獣を用意していたというのか!」
イベントのことなど知らない騎士達はツカサのことを原因と考えた。
《称号:謀反人を獲得しました。》
《称号:謀反人、大罪人、裏ギルド員、S級指名手配犯の所持を確認しました。裏ギルドクエスト:漆黒の訪れを開始します。内容:将軍の殺害0/1》
「へ?」
怒涛の展開に理解が追いつかないツカサは首を傾げてただ呆けるばかりであった。
「陣形を組むのだ!ここを守れるのは我らしかいない!」
老騎士が騎士達を鼓舞すると騎士達は奮い立ち陣形を組んで対処する。しかし圧倒的物量の前に騎士達は討たれていく。
「キングトロールにキングオークか。」
老騎士は魔獣の最後列にいる2体の魔獣を見てさすがに冷や汗を垂らす。老騎士も獅子奮迅の働きで次々と魔獣を討っていき遂に2つの巨体の前に立ちはだかる。
「キサマガヒョウテキデハナイノダガナ。」
「タチハダカルテキハタオスノミ。」
「魔獣が喋っただと!?」
老騎士はキングトロールとキングオークが喋ったのに驚くも身体強化を施し果敢に2体に斬りかかるのであった。
そんな様子を建物の屋根から見下ろすプレイヤーが一人いた。そう我らがツカサ君である。
(将軍ってあの人のことだよね…明らかに強そうだ。本当なら関わっちゃいけないんだろうな…でも死ぬのは嫌だ!)
ツカサ君は依頼失敗時には死ぬということをロンから聞いていたので必死になってあの老騎士を倒す方法を考える。そして直感的に自分は弱ったところを狙えばいいことに気付くのであった。将軍が限界を迎えた瞬間に自分が狩る!
(完璧だ!)
まだまだ不確定要素だらけだがツカサは何故か自信満々である。
暫くして老騎士とキングトロール&キングオークの戦いが佳境に差し掛かる。
「ハァハァハァ。マサカココマデノニンゲンガイタトハナ。」
「ゼェゼェゼェ。ワレラフタリガカリデモコノザマ。ツギデオワリニシヨウ。」
「ソウダナ。」
キングトロールとキングオークは全力の一撃を放たんがために構える。
「はぁはぁはぁ。化物2体の相手はキツいものがあるな…次で終わりか。いいだろう。」
老騎士も構える。数秒見合ったかと思うと互いから全力の一撃が放たれる。
「「ヘルファイア!」」
全てを飲み込まんとする業火が迫る。
「至伝・無斬!」
剣を両手で持ち横に払い斬撃を放つ。両者の間で暫し拮抗していたが老騎士の斬撃が業火を斬り裂き2体の巨体の身体も切り裂かれるのであった。
「ミゴト…」
「ワレラノマケダ。」
「紙一重であった。」
そこには業火の余波で重度の火傷を負った老騎士がいた。
そんななか一つの影が老騎士に近づく。老騎士は気づいたが技の反動で動けない。
「…。」
老騎士に近づいた者はそのまま老騎士の首をはねる。
《クエスト:漆黒の訪れがクリアされました。》
「へ?」
屋根の上にいただけのツカサはいつの間にか終わっているクエストに戸惑うばかりであった。
今日は書く内容思いついたのは良いんですがなかなか書く時間取れなかったです…ではこれから溜まってるアニメ見てきます!




