篭城戦
過大な評価ありがとうございます。これからも精進していきます。自分が書きたい内容と皆様のニーズが一致することを祈る次第であります。
次の日ツカサ達はイベント開始前に王都を発った。
そして掲示板から情報を得てきた雷蔵がプレイヤー達が砦に立て篭もっているという情報を頼りにツカサ達は王都とバルナスとヘンデルの二都市を繋ぐ街道から外れた獣道を進み砦を目指す。
「ここが噂の砦か。」
「そうみたいであるな。」
「大きいですね…」
ツカサはこの砦にどこか既視感を覚える。
壁の高さは優に50mを超える。三人が門の前に着くと門が開く。
「ようこそ。私たちの砦へ。」
「また会ったな。ツカサ。」
そこには生き残っているほぼ全員のプレイヤーがいた。
「また会いましたね。フェイさん。それとそちらの少女は…?」
「剣姫に月光か。錚々たる顔ぶれだな。」
「剣姫殿に月光殿。御機嫌麗しく。」
「私のことを知らないですって!?それにラグナと雷蔵じゃない。あんた達は街でとっくにやられていると思ってたわ。」
「普通にやられかけたな。」
「拙者も死を悟った次第。」
ラグナと雷蔵はツカサのおかげで助かったことを説明し剣姫とフェイの驚いた反応を楽しむ。
「この子供がねー。」
「君も子供だろ?」
「な、何ですって!?」
剣姫は拳を握って腕をプルプルさせる。
剣姫殿は自分の身長に少しコンプレックスがあるようだ。
「ツカサそれはタブーだ。それと絶壁なのも言及してはいけないぞ。」
「絶壁?」
「分からないならそれでいい。」
剣姫は堪忍袋の緒が切れたのか剣を抜いてラグナに斬りかかる。
「なぜ俺なんだ?事実を述べただけなのだが…」
「うるさい!」
しかしその剣をフェイが止め剣姫を諫める。
「もうすぐイベントだ。続きはイベントが終わってからにしてくれ。その時は私も止めない。」
「うむ。月光殿の言う通りだ。ここは抑えよ。剣姫殿。」
「…後で覚えておきなさいよ。」
剣姫はそう言って剣を収める。
「私はルビアよ。よろしく。」
そう言ってルビアはツカサに手を差し出す。
「ツカサです。よろしく。」
「ツカサ…」
「ん?」
「何でもない!」
そう言うとルビアはどこかへと走り去るのであった。
(少し変わった子だなぁ。)
ツカサ君…それ自己紹介。
そうして作戦等を練っているうちにイベント開始5分前となっていた。
「皆んな!絶対勝つぞー!」
ルビアが掛け声をする。
「「「「「オォー!!」」」」」
砦にいた者達は掛け声に反応して雄叫びをあげる。
イベントが始まって少しして砦内のプレイヤーは異変に気づく。斥候を買って出てくれたプレイヤーたちから連絡が来ないのである。4方向に散らばっていた全員がである。
そして突然…
「「「「「GRAAAAAAAA!!!!!」」」」」
モンスターの咆哮がフィールドに響き渡ったのである。そこから次々と下級から中級のモンスターが砦に迫ってくるのであった。
「弓部隊は空を警戒!地上の敵はトラップを潜り抜けてきた奴らは魔術師が仕留めて!」
ルビアの的確な指示の下なんとかモンスターを撃退していく。
「コ、コカトリスだ!」
「何故そんなレベルの魔獣がここに!?」
「奴の目を見るな!奴の目を見たら…」
警戒を呼びかけていたプレイヤーは現れた2体目のコカトリスと目があってしまい石と化す。
「牙突。」
「覇天。」
コカトリスが更に暴れようといった前にラグナとフェイが仕留める。
「た、助かった。」
「急いで陣形を組み直して!ハーピーが来るわよ!」
弓隊は急いで陣形を整えて迎撃するがハーピーは魔法を使えるので撃ち合いとなり両陣営に被害が出る。一方その頃地上では物量で罠が突破されようとしていた。
「もう無理だ!突破される!」
「了解!作戦通り北門を解放してモンスターを削っていくわよ!土魔術師は他の三つは封鎖して!」
土魔術師達は魔法で東西と南門を完全に封鎖する。そして北門が解放されモンスター達が流れ込んでくるのだった。まず先手を取り雷魔術師は連携技を繰り出す。
「「「「「雷火よ迸れ。サンダーフィールド。」」」」」
北門の前に雷が暴れ回る円形の場所が出来て入ってきたモンスター達を焼き尽くす。
しかしそれでも全てを倒すことはできず侵入してくるモンスターもいる。
そのモンスター達はラグナが指揮を取る槍部隊が柵で動きを止められたモンスターを討ち漏らすことなく狩っていき疲れが出てきたものはすぐに後続の者と入れ替わるという戦術である。
暫くの間はそれで均衡を保っていたがそれは唐突に破られた。突然の轟音と共に西門の辺りが吹き飛んだのだ。
「ハイ・トロール…」
ここから戦いの本番が始まる。
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面白いから仕方がない。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン




