運営悟る
運営編書きたくなったので書いてみました。
「「「「「……。」」」」」
こちらは運営管理室。微動だにしない5名を確認。
運営はあまりの出来事の連続にもはや発狂する気力も失せお通夜状態になっていた。
「た、大変なことになりましたね…」
「そうだね…」
「自分ではあのプレイヤーの管理は不可能だったみたいです。すいません。」
「いや今回に関しては俺のフィールド設定のミスだ。すまねぇ。」
いつもなら他人を責めるはずの斎藤でさえあまりの出来事に自らの非を詫びる。
「まぁプレイヤーの行動が我等の予想を超えていたということだ。それによくよく考えてみたら問題はない。」
主任の言葉に4人は怪訝な表情を浮かべる。
「どういうことですか?」
こういう時に尋ねる役目は大体中村君と決まっている。
「運営はそもそもゲームにおけるバグやラグ等が無いのかを確認し何か問題があれば対処してプレイヤーが楽しめるコンテンツを実装する存在だ。チートやツールで問題を起こしているプレイヤーには対処が必要だがこのプレイヤー達は単純にゲームをして楽しんでいるたけだ。故にもう自由にさせてあげればいい。何か困ったことがあればDMを送ってお願いしよう。」
主任の言葉を聞いた4人はどこか納得した表情を浮かべる。
「確かに…気にする必要はないですね!じゃ私は生産における材料と工程の見直しを。」
「そうね…そう考えると逆に何をしてくれるか楽しみね。そうと決まれば更なるモフモフの実装に取り掛かる!」
「バグとラグの修正は任せてください。AIじゃ無理な部分はしっかり修正しときます!」
「それじゃ新たなフィールド設計といくか。またあのプレイヤー新しいマップ開放しそうだし。」
それぞれ気を取り直し作業を開始するのであった。プレイヤーの想定外の行動を気にしないようにした運営の者達は憑物が落ちたようであった。
「何を熱くなってるかは分からんがその前にイベントを無事終わらる必要があるということを忘れるな。」
「「「「あ。」」」」
そこからの作業スピードは今までとは段違いであった。三日間に備え現時点で最強格のNPCとモンスターを配置して何が何でもプレイヤーを全滅させようという気概が窺われた。
ラグが起きないようにサーバーを強化し処理能力を向上させる。AIにも異常がないか確認していく。
今一度各プレイヤーに問題がないかを確認し少しでも接続不良がある場合等問題を対処していく。
フィールドに異常がないかを確認しモンスターのスポーン地点のミス等が無いかを確認していく。
このチームは個々のスペックは異常に高い。それぞれが本気を出せば大抵のことは問題ないのである。現場の運営は5人だけということからもその異常さはお分かり頂けるだろう。
そして遂にイベント三日目の開始時間が近づいてくる。
運営の者達の表情は「プレイヤー達が何を見せてくれるのか…楽しみで仕方ない」と言わんばかりであった。
激動の三日目が幕を開ける。
久しぶりにヤマザキのコッペパン食べたんですが相変わらず美味しかった次第です。
味が変わらないのは安心しますね。




