新たな始まり
こんな展開にする予定はなかったんですけどね…どうしてこうなった?w
原因:思い付きで書いているから。
次の日ツカサがインすると部屋にはナタリーとセバスがいた。
「じゃあ今から全てを終わらせに行くわよ。」
「かしこまりました。」
ツカサは話が急すぎて頭が追い付かない。
「ツカサ。どうかした?」
「いや大丈夫です。行きましょう。」
ツカサ達は馬車へと乗り込み王都ルビナスを目指すのであった。馬車内にて段取りが話される。
「まずは私とセバスが乗り込むわ。書斎まで行ったら後はツカサに任せるけど大丈夫?」
「具体的にはどうすれば…?」
「捕縛してくれればいいわ。後は分かるわね?」
「わかりました。」
ツカサは了承の意を示す。馬車に揺られながらこの先どうなるか考えていると三重の城壁で囲まれた真ん中には巨大な城が聳え立つ都市が見えてきた。
「見えて来たわね。あれが王都よ。」
ツカサはあまりに大きすぎる都市に驚きを隠せないのであった。城壁の門は全てナタリーが公爵家の紋章を見せることで素通り状態であった。
《プレイヤー名:ツカサが王都ルビナスを解放しました。おめでとうございます。》
ツカサが門をくぐるとワールドアナウンスが響き渡ったのである。
「へ?」
いつもの反応である。
二つ目の城壁を超えるとかなりの大きさの屋敷しかない区画に入る。少し進むと馬車が止まった。馬車はその中でも一際大きい屋敷の前で止まったのであった。
「ここよ。」
ナタリーが馬車を降りた後に続いてツカサも降りる。御者をしていたセバスも降りたのを確認したナタリーは護衛を敷地内で待機させるとツカサとセバスと共に屋敷内に入っていく。
「ナタリーお嬢様にセバス執事長!?」
玄関付近にいた執事が二人の姿を見て驚きの声を上げる。周りにいたメイド達も信じられないものを見たような表情を浮かべ二人を見る。
「これからお父様に話があるの。」
「全てが終わるまで一切余計なことをするな。お前たちも理解しているな?」
「「「「「了解いたしました。」」」」」
セバスがそう言うとその場にいた執事、メイドは頭を下げて了承の意を示すのだった。
「他の者にも伝えておけ。パトリック任せたぞ。」
「はっ。」
ナタリー達は中央階段を進んでいき一直線に目的地へと向かう。
ー♦♦♦ー
モンド・アルフォンス…ナタリー・アルフォンスの父親にして現公爵である。
「そろそろあの娘も死んでいる頃か。セバスの報告を待つとしよう。国王陛下に気に入られて手が出せなかったがようやくこれで終わりか。跡継ぎは私に忠実に従う輩を据えればよい。」
そうこのB…公爵そろそろ公爵の地位から退かなければならないのだがナタリーは自分の言うことを聞かないという理由から排除しようとしていたのだ。既に自分の地位を確保するために息子を二人とも殺している生粋の愚図だったのである。
「帝国との関係も順調であるし今のところ何も問題ないな。それと交渉のために商品を幾つか取り揃えておかねばな。」
実はこの公爵人身売買にも手を出しており奴隷商に金を流していたりする。救いようがない輩である。
モンドが更に色々と考え事をしていると扉がノックされるのであった。
「誰だ?」
ー♦♦♦ー
ツカサはナタリーに付いていく行くとナタリーは大きな扉がある部屋の前で立ち止まる。
「ここよ。」
ナタリーは立ち止まりノックをする。
「誰だ?」
中から返事が返ってくるとナタリーは遠慮なく扉を開ける。
「返事もなく扉を開ける…なぁ!?」
「あら?私を見てそんなに驚かれるとは何かありまして?」
「お前は…もう死んでいる…はず…」
「いえいえ生きてますよ。この通り。時間も惜しいので余計な問答は無しで単刀直入に言いますね。死にたくなければさっさとそこをどきなさい。」
「なぁ!?身の程をわきまえろ!小娘が!セバス!」
「申し訳ありません。私めには何もできません。」
「なんだと!?」
公爵はセバスが使い物にならないことを知ると激しく狼狽するのであった。だがナタリーの近くにツカサを見て希望を取り戻したかのような表情をして交渉を持ち掛ける。
「そこの子供!ナタリーを今すぐ殺せ!言い値を払おう!」
ツカサの返答は…
「縮地。」
距離を詰めての首元への手刀であった。
そこからはあっという間であった。ナタリーが契約により公爵の悪事を暴き自らが公爵を継ぐことを宣言する。前公爵のこともあり反対意見はでなかった。ナタリーはその後セバスに何か封を預けるとセバスはすぐさま屋敷を後にするのであった。事が落ち着くまで応接室でツカサは一人寛ぐのであった。
(あー。ずっとぼーっとしてたい…)
連日の怒涛の展開から軽く逃避するツカサ君であった。仮想現実逃避である。
暫くするとナタリーが部屋の中に入ってきた。
「今までご苦労様。本当に助かったわ。これは報酬よ。何か困った時はそれを使うと良いわ。」
《白金貨1枚を手に入れました。公爵家の紋章を手に入れまいた。》
「そんな貴重なものを?」
「それだけの働きをしてくれたもの。当分は貴方の力も必要ないと思うし貴方もすることあるでしょう?裏ギルドへの報告とか。」
「あーーーーーーー!?」
(やばいよ!期限過ぎてるじゃん!殺されるのかな!?)
「裏ギルドのことなら大丈夫よ。まぁ行ってみれば分かるわ。」
「そ、そうですか…お気遣いありがとうございます。」
ツカサはナタリーの言葉を聞いて落ち着きを取り戻すのであった。
「色々ありがとね。また何かあったら呼ぶと思うからその時はよろしくね。」
「勘弁してください…」
ツカサはそう言い立ち上がる。そして屋敷の前までナタリーに見送られてツカサは屋敷を後にしてバルナスの街に向かうのであった。
BFV久しぶりにしましたけど時間足りないw 申し訳ないですが今日はBFVで残り遊ぶのでもう一本は投稿できないと思います…




