公爵(令嬢)暗殺任務
ツカサ君ギルドに入るための最後の試練です。
「ツカサ。これが最後の課題じゃ。」
次の日裏ギルドの拠点に立ち寄るとそこにはロンがいた。
「最後ですか?」
「うむ。いくつか段階はあったのじゃがワシの判断でお主にはこの依頼を受けてもらおうと思ってのぅ。」
ツカサは渡された依頼書を見る。
「公爵令嬢ですか?」
「そうじゃ。彼の者は中々に残忍とのことでのぅ。一刻も早く死んでもらわなければならないという訳じゃ。」
「どうして僕なのですか?ロンさんや他の皆さんのどなたかがやるのが適任では?」
「これはお主の試験も兼ねているのじゃ。お主が死んだらそこまでの者だったと判断するだけじゃ。これからはもっと困難な任務が待ち受けていることもある。故に今の内に経験させておこうという訳じゃ。」
「わかり…ました。」
《クエスト:公爵令嬢の暗殺 クリア条件:公爵令嬢を暗殺。これよりクエストを開始します。残り時間:24時間》
「時間制限!?」
「あぁ。言い忘れておったな。期限は明後日までじゃ。心してかかれ。」
ツカサは不安に陥るも任務を達成しなければどちらにせよ死ぬと思い覚悟を決めるのであった。
「では早速とりかかるのじゃ。今現在はヘンデルにいるとのことじゃ。次はバルナスに向かうらしい。故にバルナスに来る道中が一番の狙い目じゃな。」
「成程…」
ツカサはそれを聞いて拠点を後にしてすぐにヘンデルとバルナスを繋ぐ街道に向かうのであった。ツカサは街道を進んでいく。しかしここで一つ誤算があった。ツカサは街道で公爵令嬢に会うはずが豪脚スキルと鍛えた脚力によりヘンデルについてしまったのであった。
ツカサは街道で公爵令嬢に出会わなかったことを不思議に思いつつもツカサがヘンデルの町に入ろうとした瞬間…
呼び止められる。
「貴様。その恰好堅気ではあるまい。少し話を聞かせてもらおうか。」
「へ?」
(やらかした!?着替えるの忘れてたや!)
これは酷い…何と言えばいいのやら。
「あのこれは違くてですね。」
「もしかして裏ギルドの者か?」
「そうなんです!」
「墓穴を掘るとはバカな奴だ。詰所まで来てもらうぞ。」
「え!?まさか嵌められた!?」
ツカサは逃走を試みるももう一人の門番がいつまにか後ろに立っており逃走不可といった状態である。
「こうなったら…!」
ツカサは何かを取り出し地面に叩きつける。
「煙幕か!?ランツ!」
「了解。」
ツカサは煙幕の中で何とか逃げようと試みるが首に衝撃を加えられ意識を失うのであった。
それから暫くしてツカサは目を覚ます。
「うぅ。ここは?」
「ここはヘンデル牢獄だ。大罪人。」
「え!?」
ツカサは再び囚人へと返り咲いた?のであった!
昔に友人に金を貸したんですが完全に忘れてたのですが今日電話かかって来て今のこと話したら随分偉くなってたみたいで資金援助してくれることになりましたw 皆さんも貸した金のことには頓着しない方がいいかもです。借りた金はしっかり返しましょうねw




