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忘却2-42

忘却2-42


「ごめんなさい」と夢先生は返した。

「覚えてなさい」と睨み付ける。

青空は自身の手鏡で‘生徒会長’を写した。

‘生徒会長’は青空が持っていた手鏡を閉めた。


「さあ。皆。花火の時間よ」と夢先生。「未だ、こんなに明るいのにですか?」と図書委員娘。夏のこの時期のこの時間は子どもが遊び回ってても良いくらい未だ明るかった。


「先生。この煙玉の千倍は煙が出る花火って何々でしょうか?」と俺は夢先生が持っていた花火を指差した。


「私は家庭科の先生だから」と舌を出した。

「貴女達もどう?」と青空は夢先生を勧誘した三人組を誘った。俺らに聞こないよう三人で‘ひそひそ’と話していたみたいだからな。


「旦那様」と‘生徒会長’の護衛壱名。誰が旦那様だ。と思いながらも頼んでおいた花火を買って来てくれたみたいだった。「玉の輿」と‘ひそひそ’する声が聞こた。

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