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忘却2-41
忘却2-41
俺は‘生徒会長’の左腕を掴み青空を追い掛けていたのを止める。図書委員娘はどう反応したら良いのか分からない様子だった。(‘生徒会長’)元苛めっ子と(図書委員娘が)虐められ子の間柄だからな。
俺達は言い合いながら移動行っていると先程の娘の声が宿の出入口付近から聞こて来る「貴女にとって悪い条件じゃないでしょ?」と首魁らしき女の子。
「ごめんなさいね。私は成長を見届けたい子が居るの。私に習いたいなら私が教えている教室に転校したら?。空席だらけだから」と夢先生。
「お金も待遇も何もかも今働いている処遇より優遇するわ」と言った後、何故か‘生徒会長’を指差した「この娘ね?。この娘が提示した条件を上回って差し上げてよ」と続けた。
俺らは全て(壱部始終)を知っている。‘生徒会長’だと結論付ける理由もなんとなく分かる。壱人だけ明らかに違うからな。




