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忘却2-40
忘却2-40
「あの宿は車の往来がしやすい立地な上に誘拐等。狙ったり下見するには持って来いの場所です。その点。此方は車壱台通るだけでも目立つような場所です。護衛や警備等の点から言って、五星の宿とは言え泊まるとしたら私は此方ですね。」と‘生徒会長’
俺は図書委員娘から手鏡を受け取り開いて‘生徒会長‘を写した。「昔の会長みたいな娘だね」と青空。「ああ。俺が居ない場で、あの娘と遭遇したら手鏡で写してやってくれ」と俺。
「緑さん。私を何だと」と’生徒会長‘。会長に下の名前で呼ばれるのは久しぶりだな。「女王様気質の元苛めっ子」と言った後に俺は手鏡を図書委員娘に返した。「漫画やドラマにアニメに出て来るような苛めっ子だったよね」と青空は‘ケラケラ’笑いながら言った。
「光さん。貴女」と‘生徒会長’は青空を捕まえようとするが、簡単に逃げられる。




