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忘却2-31
忘却2-31
‘生徒会長’は頬を恥ずかしそうに押さえた「あの頃の私を申し上げないでくださる」そう言いながら携帯電話を取り出して電話を掛けた。‘生徒会長’を守っている護衛の人(女性)だ。二~三言葉交わして直ぐに女性警備がやって来る。中型車で俺らの後ろと前を警備していた大人達だった。
「取り敢えず、近くのお店を家の圧力を掛けてくださります?。周辺農家さん、契約農家さんにもご都合があると思いますが、我が社の圧力でお願い致します」と会釈した。
「会長。五名 借りるが大丈夫か?」俺は腹心の壱人に走り書きを渡した。指揮者は御辞儀して手を叩いた。その場に居た警備者達は解散した。
「丸くなる前の会長を思い出したよ」と青空
「光さん。私。そんなに丸くなりました?」と‘生徒会長’は携帯電話をなおしながら言った。食堂のおばちゃん達は目をまん丸にして事の成り行きを見ている




