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忘却2-25
忘却2-25
‘生徒会長’はさすがに青空に敵対心燃やしている人物で五名(運動部主将、文化部部長と副部長に俺と仲の良い友達)を補って余るくらいの仕事ぷりだった。
俺と同室の仲の良い友達は青空に続いてこの海の家の作業を全てこなしているが、若干少し青空より(作業が)遅い。
青空が洗い物(食器や野菜等)を終えて厨房から外へと出て、若干の遅れていた部分を早くも取り戻し始める。
「さあ。皆。宿に戻って夜支度よ」と伝票数を見て夢先生は食事を行っていた同級生達に声掛けした。と同時に「ご馳走様」の声が各食卓机から聞こえ始める。
さすが家庭科の先生で何時も同級生達に御飯を作っている身だ。解ってて声掛けしたのだろう。
俺と仲の良い友達が皆を宿へと先導する。運動部女子主将が真ん中辺りに入る、文化部部長が誘導が正しく機能しているか確認しなが列を歩き行く。
