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忘却2-21

忘却2-21


「会長。先程の件もあるし」と俺は右人差し指を口へと当てて同級生達をそのまま指差した。「お請け致しました」と会釈した。


「どうだ?砂のお城は?」とある程度 形作られた城を作っていた奴らに近付く。‘生徒会長’は俺の腕を離れる「写真に残しましょうか?」と携帯電話を取りだした。


「海、会長とデートかよ?」俺に目を向ける。

「光ちゃんは良いのかよ?」と囃し立てる。


「光さんは海の家で働いております」と海の家を指差した‘生徒会長’だった。「もう少し寄ってください」と同級生達の位置を調整する。


「撮れました」と携帯電話を見せた‘生徒会長’は砂のお城製作者達の携帯電話へと送った。


「光ちゃんらしいな」と受け取った写真を見ながら言う。「片付けたら行くよ」と携帯電話を袋に入れて、砂のお城を壊していく。ある程度は先程の歩き売りの時に言ってある。

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