表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/1035

忘却2-13

忘却2-13


‘生徒会長’を置いて何人かの背丈が同じ高さの人間。多分 同級生が逃げる姿が遠目から見えていた。先達て‘生徒会長’が逃がしたのだろう。


勿論 壱人残される‘生徒会長’「子供相手にみっともい事を行って恥ずかしくありませんの?」と警報器の音に負けないくらい大きな声で大人達に勇ましく立ち向かっていた。


「会長」と青空が大人達の中から引っ張り出した。「光さん。遅いです」と‘生徒会長’は照れくさく笑っていた。その間に青空が警報器音を止める。


「さすが生徒会長さん。自分は残って生徒を逃がすなんて微笑ましいですな」と大人壱号。逃がすまい と囲むように他の大人達も動く。


「警察に連絡済だ。」と大人から遠ざけるように俺の後ろへと二人(青空と‘生徒会長‘)を隠す。


「壱部始終を撮影済みです」と子供用携帯電話で録画した物を再生させた‘生徒会長’。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ