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忘却1-30

忘却1-30


「旦那さん。無事に産まれました」と看護師(女性)さんが扉から出て来た。「ほぎゃ、ほぎゃ」と元気の良い声が待合所迄響いて来る。


夢先生が「小児科医なのに」と愚痴りながら扉から出て来た。座り続けていたので少し痺れているのか旦那さんは‘よろよろ’と中へと入って行く。


青空は気を効かせて中へと入らない。俺は夢先生に飲み物を渡した。「送り届けなきゃ不可いじゃない」と言いながらもその表現は何処か嬉しそうな夢先生。


「光ちゃん。抱いておくれ」と旦那さんが包んだ赤ちゃんを抱いて出て来た。壊れ物を取り扱う感じ満載だ。


青空の表現は晴れやか、「可愛い」と旦那さんと壱緒でぶきっちょだった。夢先生が横から入って‘こう、抱くのよ’と言わないばかりに持ち方を教えるように青空の後ろから抱きしめるように腕を合わせて修正させた。

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