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忘却1-29

忘却1-29


「青空。ところで赤ちゃんの性別だが」


青空は待合所の席へと座り両手を胸の前で軽く‘ぽむ’と合わせた「忘れていた。赤ちゃんのだから」と ‘けらけら’と言った感じで笑う


「青空、異性。男の子だった場合は?」

「え?。光ちゃん ママから聞いていないの?」

青空の反応に旦那さんが意外だと驚いている


「産まれる迄の楽しみって、夢先生と奥さんから聞いていないんです。」と俺が言うと青空は左手を軽く‘ひらひら’させながら「産まれたまま渡さないでしょ」と気楽に言う。


「男の‘あれ’見て落とすなよ。青空。」

「み君。赤ちゃんのだから」青空の奴 この言い方は考えていなかったな先程と同じ答えに万が壱を想定、予想した。


「身内に渡すんだから、産まれたまま。というのも十分あり得るからな」俺は青空に再び注意喚起行った。

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