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忘却1-27

忘却1-27


青空も自分に頂戴と右手を取り出す

俺はオレンジ味の飴を青空に渡す。

青空はうんうん頷いている。


「青空は赤ちゃん抱かせて貰うんだろ?」と言うとgood!と言わんばかりに右親指立てた。「解っているよ 光ちゃん」と旦那さんが返した。


「夢先生なら何とかしてくださるさ」と言う旦那さんはやはり落ち付きがない。おもむろに立った青空は病棟案内板を見つめる。


「産まれる赤ちゃんはどんな子かな?」と言い青空は旦那さんに顔を近付ける「お父さんよりかな?」とくるくるゆっくり回る「お母さんよりかな?」と少しずつ離れていく。


「青空。歳を取る毎にお母さんに似て来るって夢先生が言ってたぞ?」と言えば「光ちゃんありがと」と旦那さんが返す「目元とかお父さんよりって良く聞くし、鼻とかも」と再び言うと青空は旦那さんを立たせた。

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