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忘却1-20
忘却1-20
「夢ちゃんは野宿かな?」と青空。
「さぁな。あの人は謎だらけだかな」と俺。
「こんにちは。赤ちゃんは未だですかぁ」と、学校近くで知り合った妊婦の会の壱人に会いに俺らはやって来た。
‘妊婦の会’というのは、夢(小児科医)先生が作った。妊婦の為の会である、妊婦が集まり、妊婦が会話(不安や母親としての心構え等、色々と話す)、出産後はママ友に移るが、助言等を聞ける場所として夢先生が作ったのだ。
夏休み前に壱人、林間学校後辺りに壱人、出産予定しており。青空は夏休み前に出産予定の壱人に会いに来たのだった。
夢先生は小児科医だが、小児科医だからこそ、産婦人科(産婦人医)との交流が多い為、こうした交流の場所を開いたのだ。
夢先生の‘遊戯’で青空が壱番なった時、「夢ちゃん、私好みの事無い?」と聞いたのが事の(関わり合いの)始まりだった。




