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忘却1-19
忘却1-19
「夢ちゃんの名前出したんでしょ?。じゃあなきゃ、幾ら配る予定の冊子でも独断で他の委員に渡せないもん」
そう言いながら青空は上履きと自身の靴を交換する。時間差で(青空が避けるのを待って)俺も青空に倣い上履きと自身の靴を交換した
「どうせ内容は知っているしな」
俺が内容を知っているっということは青空も刷る前の冊子の内容を知っている。図書だよりの印刷は二人共に手伝っているから当たり前だ
「まあね。図書委員の子がどうしたら利用者が増えるか相談に来たから‘図書だより’作ったんだよね」
(時間差で)俺と青空は上履きを自身の名字が書いてある場所へと入れた。少し距離を置きお互い 靴を履く
俺の名字(名前)は女子に。青空の名字(名前)は男子に(少なからずとも同性に効き目有り)効果絶大なので、俺らが読んだ感想を何冊か(冊子に)掲載してある




