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忘却1-8
忘却1-8
「林間学校。夢ちゃんの言う事聞かないとご飯時、知らないから」こういう風に青空は自然と皆をまとめあげられる。
言葉に詰まる同級生達。
夢先生は各家庭で寝泊まりしている。
嫌いな食べ物や苦手な食べ物は把握している。
あえてもう壱度言おう
糸井夢先生は‘家庭科’の先生。
外国の料理を調理するのはお手の物。
夢先生が実在する料理を調理して「こういう料理よ」なんて言ってしまったら俺らは‘食べる’以外の選択肢はないんだから。
‘食べない’という選択もできるが夢先生が食材やらなんやら調達・管理している。
お菓子等が尽きたら空腹が待っている。
しかも滅茶苦茶美味しそうな料理が並べられる
実際。夢先生の手作り料理は「お代わり」の嵐だ
夢先生が携わっている給食センターから届けられる給食は美味しくって何時も大鍋を‘空’にしてしまう




