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忘却1-6
忘却1-6
もう壱度、言おう。夢先生の専攻は‘家庭科’
下級生・同級生・上級生共に夢先生の手作り料理(お菓子)が美味しいのを知っている。
何故なら給食センターの調理指導やら監督行っているから、年頃の俺らは食べ盛な為 給食では食べ足り(お腹壱杯)ならないから皆 夢先生の景品(手作り料理)を全力で取りに行く。
俺と青空はほぼ毎日のように夢先生の手作り料理を食べているようなものだから、人に譲る事が多い。夢先生は俺らの人に譲る姿を見て「良い子、本当良い子」と言う。
夢先生に素朴な疑問を景品代わりに聞いた事がある「先生は小・中・高と教えられるという噂を耳にしました。事実でしょうか?」
苦笑いしながら「言語、歴史、数学(算数)、科学、生物は壱通り教えられるよ」と答えてくれた。
‘それ’以上は答えたくなかったのか。
両手を強く叩いて授業を執り行った




