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忘却1-2

忘却1-2


青空は何時ものように同じ教室の女子の輪の中へと入って行く。あまりにも自然に会話の中へと入って行くものだから、誰も疑問を持たなかった。


まるで俺と青空が休み時間中‘ずっと’教室に居たみたいだった。教室の誰しも保健室へと行った事すら気付きもしていない、そんな感じだった。


「チャイム鳴るね」


青空が輪の中に入って直ぐ、青空が教室に掛けられた時計を見て言った。直後に余鈴が鳴る。青空は悪戯っ子のように教室の皆に席に着くように言った。しかし、自分の席へと座らない学童達。青空の悪戯っ子に触発されたみたいだった。


俺も自身の席とは正反対の席へと着席した。

程無くして、夢先生が教室の扉を開けた。


注釈するが夢先生は担任ではない。

もう壱つ付け加えるとしたら、あの人(夢先生)は、この学校の保健室の先生ですらない。


七不思議に違いなかった


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