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序幕

序幕1-2 小児科医:糸井夢


青空光ちゃんとは産まれた時からの付き合いで、光ちゃんはとても良い娘で私は時間を作って相談を聞いている。


光ちゃんのご両親とお兄さんは絵に書いたようなご家族で仲睦まじい話しを聞く。勿論、不平や不満は聞くが微笑ましい内容ばかりが口から出てくる。


私は光ちゃんのご家族を隣の部屋へと案内した。


「先生。息子は?」


重傷の男の子が横たわっている。


「大丈夫です。壱命はとりとめました。」


男の子の手を握ったまま、私に聞いて来たこの女性が(男の子の)お母さん。


「彼女の記憶喪失の原因は‘これ’でしょう。詳しい状況は分かっておりませんが、“彼”の怪我で自身の記憶に蓋をした。良く聞く話しです。」


手っ取り早く言ってしまえば両家公認の彼氏・彼女。男の子のお母さんはただ壱言「光ちゃんが記憶喪失?!」だった。

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