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序幕
序幕1-17
「夢ちゃんが同行するなら大丈夫」
「青空。先生は‘小児科医’として、だ」
緑君は保健室に鍵をかける
窓も開いていないか確認して鍵を閉める
さすがに林間学校近くの暑い時期なので私は保健室に冷房を入れる。…。緑君が自身が座っていた席へと戻って来るのを待つ。
「じゃあ。壱緒ってわけじゃない?」
光ちゃんは配布された紙へと再び目を向ける
「緑君の言う通り、小児科医として同行するけれど。二人は学級委員でしょ?。周りが気を効かせない限りは二人きりにはならないんじゃない?。お泊まりする部屋は男女別だし」
緑君は‘考える’が見て取れる動作を行う
「成る程、この林間学校。やけに期間が長い。と思ったんです。ネットで調べても二日長くても三日。もう少し精神的に成長してから、が。‘お泊まり’は長期間なっております」
さすが緑君。既に調べてあるか




