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序幕

序幕1-14


「相手に求めている条件という‘超える壁’が高いと何時迄経っても、独身ままだよ。かごの中の鳥じゃないんだから、何時か必ず 男と壱緒に逃げるように結婚してしまうか、騙されてしまう可能性だって出て来るから。どちらにせよ‘家族’という鎖に縛り続けるのはよくないわね」


私のこの言葉に‘解っている分かっているんだけど。‘心が’という苦虫潰したままの表情で、男に持って行かれるのが気に食わないみたいだった。


「光ちゃんの幸せそうな顔見ていたら、自身の胸に秘めている想いが溶けて、いつの間にか消え失せているのよ。今は偽装だから分からないでしょうけれどね」


青空家は娘の光ちゃんが異性に言い寄られて困っているから、‘話し’を合わせてあげている。そういう感情だった。


「守ってばかじゃ駄目。‘信じる’は辛いけれど。“信じられる”は壱つ壱つの積み重ねだから」

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