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序幕
序幕1-13
他人に聞かれたら、直ぐ答えられるように緑君と光ちゃんのお兄さん、お父さん、お母さんとの挿話し作りの為、上っ面だけでも付き合っていた三名。
光ちゃんはもう既に緑君のご両親には気に入られている為、光ちゃん自身が何を行っても「家の娘が」のでれでれ状態。
問題は緑君に対する青空家の評価だった。
子どもの為、本当に光ちゃんや光ちゃんが産んだ子供(赤ちゃん)を育て上げられるか不安で壱杯だった。
私が聞くと不平と不満がタラタラ流れ出て来る。何時も私は「両家‘公認彼氏、公認彼女’なんだから、“それ”は駄目駄目ね」と人前で話す挿話しに駄目出し行っていた。
「女の子なんだから、‘何時か’は貰われてしまうんだから。その未来の為に自身の納得しないと、成人してから探すことになるから」というと、青空家は苦虫潰したような表情へと変わっていく




