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忘却3-13
忘却3-13
俺は女子に近寄り目線を合わせた。見ているのか見ていないのかはっきりと分からなかったが、言葉を引き出すより 何を言いたいのか俺は認識した。と同時に海へと飛び込んだ。
走り疲れている俺には堪える流れの速さで、しっかり泳がないと身体ごと意図していない場所に持って行かれそうだった。
今着ている服装は夢先生特製で浮き袋付きの代物だった。青空の着ている服装も同じように夢先生特製の代物。簡単には溺れない仕組みになっている。
俺は青空を探した。そういえば、先の女子。‘何故、夢先生特製の服を着て濡れていたのか?。’と言う疑問が浮かび上がって来た。
少ない材料しかなかったが、青空が着せた。と言う答えしか思い浮かばなかった。で?。海、濡れている。
先程の取り巻き連中が路地に腰が抜けた状態で座っている場所から此処迄の距離は結構ある。




