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忘却3-4

忘却3-4


そうだった。俺らには夢先生が居た。と先生に皆が集まった。『先生』と声を揃えるが、夢先生は首を横に振った「残念ながら私は船医。航海士でもなければ操舵手でもないの」と素直に謝った先生だった。


「料理は出来ますよね」と‘生徒会長’。頷き返した夢先生。「星の座標は解りますね?」と図書委員娘。「勿論。海の上でも生活してたし」と夢先生。「後は引き潮と満ち潮ね」と青空。


三人の言いたい事を俺は理解した。後は俺の仕事だ。「帰る方向さえ解れば、後は潮の流れに乗って帰るだけだ。それまで我慢しろ。」と手を叩きながら皆を励ました。この三人に話しておいて正解だったかもな。「今。俺らの乗っている船は海流なのか分からないが潮の流れに乗ってしまっている。今 下手に船を動かすと。先程 先生が仰ったように油の無駄遣いだ。満ち潮という陸に向かう潮に乗って帰るぞ!!」と俺は言った。

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