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序幕
序幕1-11
「本当に助けて欲しい時に助けてくれない。そんな上っ面なお友達。学校を卒業したら、終わってしまう関係。自分が‘楽しい’為だけに壱緒に居るような、相手の為に怒ることもしない、心配することもしない。薄情な関係だけど、‘それ’で良いの?」
光ちゃんは何と答えたら良いのか分からず、ただ黙った「二人の関係は偽りだけど。緑君も光ちゃんも相手を気遣い想う。だから、私は二人へと‘恋人’という特殊な関係で繋げてあげた。繋げた関係がどういう終わりという形を向かえるか私には分からないけれど。」
右手は光ちゃんの左手を握ったまま
左手を離した私は緑君の右手を握りしめた。
「ちゃんと言い寄って来た人達の想う心に答えてあげないと、何時迄経っても偽り続けないといけなくなるから」




