104/1038
忘却2-54
忘却2-54
「手配致します。お邪魔虫二匹付きで」と‘生徒会長’は青空を見る。「遊園地。行く行く。回ろ回ろ」とその場で‘くるくる’と軽く回る青空。結局この二人は引っ付いて来るのか。と浅く息を口から吐く。
「じゃあ。図書を寄贈辺りか?」と俺。「遊園地決定からは逃がさないよ」と青空。「本人の意思を無視しない」と夢先生が厨房から出て来てから言った。そういえば此処の人達に料理を教えていたんだっけ?。「聞く必要ありません」と‘生徒会長’が返した
「はい」と蚊の鳴くような声で首肯く図書委員娘
「嫌なら嫌ってハッキリと言わないと」と夢先生
「人はそう簡単には変わりません」と‘生徒会長’
青空は自身の手鏡を取り出し‘生徒会長’に向けてから、その姿(顔)をうつした。その意味を理解した‘生徒会長’は左手で自身に向けられている手鏡を閉じる。
それ を見て苦笑いする夢先生




