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忘却2-53
忘却2-53
「お金は海さんに。宿の品質や接客と言ったモノは青空さんにお願い致します。私は欠点や嫌味等を申し上げるくらいです。」と‘生徒会長’は青空と俺を左手の手の平で交互に紹介しながら女将さんに言った。
「俺らは林間学校行事に来ただけなんだが、会長の仕事の頭数に入れないでくれ。」と俺。青空は両手拳を作って「向上心あるなら私の出来る事は行うよ」と既に息巻いている。
「既に私の護衛にお仕事は申し伝えているのでしょう?。私のお父様を説得し納得させた時より楽なお仕事だと思われますが?」と左手を胸に当てながら言った‘生徒会長’だった。
「書記が必要だ。図書委員娘」と俺は図書委員娘を見る。「手伝ってくれ。」と俺は続け様に言った。「書記w」と青空は図書委員娘を見て言った。
「報酬は遊園地で壱緒に過ごす時間で、どうだ?」と‘生徒会長’を見ながら俺は言った。




