風俗風太郎☆夜の風土記4(誕生会)<200文字>
あの時の彼の驚いた顔が忘れられない。
俺は風俗風太郎。
今日はこの歓楽街に通う様になってから初めての誕生日だ。
俺は生誕を祝ってくると言う行き付けのキャバクラへと向かう。
流石、通い詰めただけのことはある。来店と共にあれやこれやと特別なお持て成しをしてくれる。
最初は楽しかったのだが、次第に疲れて来た。しかし、せっかくのお持て成しを無にすることは出来ない。
結局、俺は閉店まで過ごしてしまった。
そして会計。
あれれ?
なんだ、俺が店を祝っていたのか。
またのおこしを・・・。