炎の魔法少女 1-2 へっぽこ魔法少女
―ファイアが内に来てから初めての仕事だった。内容は、魔獣退治それもいたって簡単な初心者冒険者でも、できるような最初に戦う魔獣の初めの御三家的なやつ種族名ファイヤーウルフ、ウォーターウルフ、サンダーウルフだった。しかもだ依頼主が『あいつ』だった…どっから情報仕入れているだあいつ…次は、あったときは、横流しすんなって言っておこう…
ローズベルト森林にて
―え?
ケンイチは、戸惑いを隠しきれなかった。まずファイアが、ファイヤーに直進して切りかかったその後、スカした。あたらなかった。どころか反撃された。なんかやられそうなので結局ケンイチが、全部倒した。
「ところで聞きたいことがあるのだが炎技は、つかわんの?」
「すみません、その〜炎技使え無くて、テヘヘ。」
―???
ケンイチは、さらに戸惑った
「そんな目で見ないでください〜本当に炎の魔法少女なんですよ〜」
―どうしたものか、攻撃が、当たらないどころか、魔法も、つかえんとは、あんなこと言ったから見放すわけにもいかないからな。
『クエストクリア(一応)』
ローズベルトにて―
「これが噂の新人ちゃんなんだなんだぜ!」
―げっ出た今一番会いたくないやつと出会った
「ケンイチ!こんなかわいい新人ちゃんつかまえて何考えてるんだぜ!おう!新人ちゃん!俺の名前は!アクアだ!魔法少女兼何でも屋やってるんだぜ!よろしくなんだぜ」
「よろしくお願いします…」
「もう少しおとなしくできないのかアクア」
アクアは、魔法少女兼何でも屋(ケンイチとは、別の何でも屋)を営んでおり人もそこそこいるとこだ。ライバル(自称)にして天敵。
「ケンイチ!今度!新人の訓練と模擬戦をするんだぜ!新人ちゃんと一緒に参加してなんだぜ!」
「どういう風の吹き回しだが、知らんが、参加してやる。」
「ケンイチなら!そう言うと思ったんだぜ!じゃー!来週の朝にここにまた来るんだぜ!にげんなよー!」
ケンイチは、ファイアを強くなるためにサポートすると、心に決めた。