自然の魔法少女 2-4 魔女の誘い
―悪いが今回の敵、ワーロックは、戦わせる訳には、いかない。
そう思います、ケンイチは、2人にスリープによる、睡眠状態にし、一人ゆくのであった。
リーベル平原にて
そこは、地獄の具現化と言わんばかりの光景だった。仲間同士で殺し合い、敵味方の区別が、つかなかったのだった。
―強い精神支配それこそが魔王ワーロックの力、既に戦いは、始まってしまっていたか… こうなれば俺が、できる事はない
「遅かったではないかケンイチ、我は、お前が来るのを待っていた。」
「どういう事だ!」
「まぁ落ち着け、我は、ベアトリーチェからの手紙を渡すために待っておったのだ。我が、読み上げよう。」
親愛なるケンイチへ
私は、貴殿の協力を求める。
貴殿の知ってのとうり、世界を楽園へと変える計画を進行している。
そのために人間を、滅ぼす。
それ故、既に人間をやめた者同士、協力し、この計画に加担していただきたく存じ上げます。
その真なる不老不死の力を私に、貸していただけませんか?
「よく考えるんだな、ケンイチ。だがお前の思っておるほど、時間は、ないぞ。」
笑い声と共に姿を消したワーロック、その後、海の方で異変が、起こった。海神竜リバイアサンが、暴れ出したのであった。
―クソ、戦うしかないか。
リバイアサンとの戦いが、始まってしまった…