自然の魔法少女 2-3 作戦会議
我々、魔王軍は、3日後にスイランを、我がものとする。
抗う者は、我と戦え。
そうでない者には、興味がない。
ゆえ、逃げ惑うが、良い。
我の攻撃の前に、負けを認め、屈伏する者は、受け入れよう。
我は、スイランを、必要とするのみ。
それ故、判断を違えるな。
『魔王ワーロックより』
そのような手紙が、スイランの空から、降ってきた。
その話は、一瞬にして、スイラン全土に、伝わった。
一日もたたずに世界中に広まり、機械帝国以外の全ての連合国が、防衛のため軍を、出した。
その話は、ケンイチ達にも、伝わっている。
スイレシアホテルにて
「これより作戦会議を始めるんだぜ!」
「まず、俺達は、魔王ワーロックからの防衛、討伐の依頼が出た。」
「3日後の朝、草原にて迎えつう。」
「前回、魔獣騒動の時、魔獣を倒した後、魔法少女狩りが、現れたんだぜ!その流れから、今回も魔法少女狩りは、現れると踏んだぜ!」
「俺が前線に立ち戦う。アクア、リーフは、待っていてくれ。」
「それは、だめ。ケンイチじゃ、魔法少女狩りに、勝てない。」
「なぜ、そういい切れるんだ?」
「魔法少女狩りと、戦った事、ある。」
その言葉にケンイチは、驚いた。
「アクアに、拾われる前、魔法少女狩りと、戦った。強かった。そして、魔法少女狩りに、誘われた。一緒に、ベアトリーチェを倒そうと。けど、断った、信用できない、魔法少女狩りは。」
「魔法少女狩りの強さは、わかったんだぜ!それならなおさら一緒戦わなきゃいけないんだぜ!」
―こうなれば何を言っても駄目だな、なるべく。戦わせないように、立ち回りをしなければ。
「勝手にしろ、俺は賛成しない。二人には、戦って欲しくない、仲間だから…」
「それに、ワーロックは、とても強い。魔法少女狩り以前の、問題だ。」
「それでも、ケンイチを犠牲には、できないんだぜ!一人でも、多いに越したことは、ないんだぜ!」
「リーフ、賛成する。」
ケンイチは、やっぱり戦わせたくないという、思いと決意を持ち。作戦会議は、終わったのであった…