自然の魔法少女 2-1 旅立ち
―あれから3カ月がたった。王都の周りに、濃い霧が、発生している。これから俺は、旅に行こうと、思った。ファイアを探す旅。準備までに多くの時間が、たってしまった。アクア達も一緒に行くらしい。アクア達といっても、既に何でも屋は、人員を減らしたため。畳むことに、なったと聞いた。その残った人達も、アクアとリーフ以外は、別の国へ行ったらしい。
「まず、行く先を決めるんだぜ!」
「なら、スイランは、どうだ?あそこなら海神竜リバイアサンが、国を守っているはずだ。どこの国よりもとりあえずは、安全なはずだ。」
「確かに、あそこなら安全だぜ!そこに拠点を構えるってことかだぜ!」
ケンイチとリーフは、頷き、良いという意識を表す。
その次の日の朝日と、共にケンイチ、アクア、リーフの三人は、旅立ったのであった。
リーベル平原にて
「アレはスライムだ」
「アレはスライムだぜ!」
「スライム」
「スライムは、友好生物の代表といっても過言ではないんだぜ!その愛らしい見た目と、言葉をしゃべれるという、魅力が、あるんだぜ!」
―アクアは、昔からそうだった。スライムが、好きすぎる。スライムに、会うたびに、言っている。スライムが、好きな理由が、アクアスライムという、自分の名前の入ったスライムが、いるからだとアクアは、言っていた。
「スライム いい奴」
―そういえば、リーフのやつ、最近、少し緊張が、緩んだのか、少しずつしゃべるようになってきている。
「旅人さん!旅人さん!僕、スライムのスラリンこの先に、スイランって、国が、あるからぜひ寄ってみてね!」
「か〜わ〜い〜い〜ん〜だ〜ぜ〜」
こうして、アクア達は、半日コースで、スライムと遊んでいたのだった。