表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
BLUE  作者: 新規四季
1/3

1

この世には2種類、人類がいる。

1つ、支配する者。2つ、支配される者。では、子の支配する者とは何か。それは私達を今監視してるあの赤い目をした奴らだ。


「レレイ、見るな」


チラッと高見台のヤツらを見た。それを咎めたのは此処で出会った丸メガネが特徴的な女の子、サニー。


私達、ブルーと蔑まれていなければチヤホヤされているだろう容姿の持ち主だ。本人は嫌っているが、大きな目は全てを見通す様で、半眼だけれどそれが、凛々しさにも愛嬌にも見て取れる。要は整った顔立ちなのだ。


「サニー、この後時間作れる?」

「作業が終われば。何するつもり?」

「私じゃない。親父が信用できる奴を連れて来いって」

「なにそれ、面倒事じゃない」

「まあ、そうよね。来てくれる?」

「言い方が卑怯よね」

「ん?」

「私めは貴女様の従順なる下僕でございます」

「それ、やめて」

「……半分くらいは合ってるじゃない。その目とか」

「お互い目にはろくな事がないわね」

「ええ全く。この国に生まれたことがろくでもないわ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ